ここは入っておかないとね。
東京都品川区東大井2丁目25−21
立会川で現役の喫茶店といったら、ここしかない。龍馬通り繁栄会(凄い名前)にある「バッカス」。
決してアクセスが悪いわけでもないのに、一度も入ったことがありません。
なんでだろう?
2012年の写真をご覧ください。電気がついてて営業してるように見えますが、ドアには「準備中」の札がぶら下がっています。休憩中(?)で入れなかったのでしょうか。
しかし、どうしても入りたい店に関しては、ありとあらゆる手を尽くして、なんとしても入ろうと試みる性癖なので、これだけが原因とは思えない。
もう一つの原因は店名。
「バッカス」って!?
ギリシア神話でしょうか。ロマンチックですね。しかし、意味を考えてください。バッカスは「酒の神」ですよ?
喫茶店じゃなくて、スナックじゃないの!
常連客ばかり? 入りにくいと思い、スルーした記憶があります。
とまあ、入らなかった理由はいくらでも出てきますが、実のところ単に見逃してただけです。今年になって、某所でこちらの投稿を見て(どこを見たのかは教えない)、「意外といいかも」と思い(本音は悔しい!)、今更ながら訪問してるだけです(-_-;)。
入口には、コロナによる時短で、夜10時までの営業と案内がありました。時短で22時って(^_^;)。時短の前は何時まで営業していたのでしょうか。
あら、意外といいかも。喫茶店風じゃないですか。
しかし、バッカスだけあって、先客はアルコールを摂取している。酒のツマミ風のメニューもある。
やっぱりここはスナックなのか?
でも、完全にスナックかというと、それも違う。やはり喫茶店なんですよ。壁の下の部分やカウンターが赤いレトロ模様になってて純喫茶の内装ですし、天井のライトも喫茶店風。メニューには、しっかりコーヒーやトーストもあります。
いえ、正確には、「コーヒ」。「コーヒー」よりも「コーヒ」の方が、純喫茶度が高い気がする。
だけど、隅っこにカラオケのマイクが置いてある。やっぱりスナックなのか?
喫茶店なのか、スナックなのか。堂々巡りです。キリがありません。
驚いたのは、割としっかりコロナ対応していること。
ドアには入店したら消毒するように、という注意書きがあり、
入るとすぐママさんから、体温計を渡されました。
店内にも、三密を避けるよう、大声の会話は禁止の張り紙があり、常連風のお客さんも小声での会話。飛沫は飛んできそうにありません。
換気のためなのか、ちょくちょくママさんがドアを開けて外に出ていきました。
紅茶350円。安いです。
シュガーポットには馬のイラスト。
壁には馬のパネル時計もかかっていました。
今まで気づきませんでしたが、隣に「甘味とラーメン仲家」という店がありました。さすがに現役には見えません。「珈琲」の看板が張り付いているので、昔は甘味処寄りの喫茶店だったと思われます。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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