都電荒川線で降りた回数が一番多いのは梶原だと思う。
それは喫茶店がそこそこあるのに、タイミングが悪くて、何軒かは入れなかったからなのです。
とはいえ、どうしても入りたいと気持ちを駆り立てるほどの喫茶店は少なく…(^_^;)。ついつい後回しにしてしまい、気まぐれに訪れることはあっても、やってなさそうな曜日・時間帯だったりするので、結局は2020年の今になっても、課題を残したまま頭の片隅をチラつかせる困ったエリアなのであります。
この辺で一度これまでチマチマと小刻みに訪れた梶原の喫茶店を整理し、記録しようと思う。
梶原駅から北へ延びる梶原銀座通りにある商店街。こちらには「ドリーム」、「セリーヌ」、「山の音」という3軒の喫茶店がありました。
何かのお店の2階にある喫茶店。
良さげな店内写真付きの看板はウェルカムのサイン? 「ドリーム」の80年代チックなフォントがいい感じ。
2階に上ってみると、閉まっていました。18時だったので時間が遅いせいかもしれないけど、なんか喫茶店というより英会話教室っぽい感じ(^_^;)?
2016年5月。ゴールデンウィーク中に再び訪れたら、「4月29日~5月8日まで休み」の張り紙。連休中はしっかり休むタイプらしい。
現在googleマップでは「閉鎖」になっています。
わき道にそれると……
何度訪れても、シャッターが閉まったままだったけど、現役感はあったので、いつ営業してるのか謎の喫茶店「セリーヌ」。平日だけの営業なのかな? 有給取ってまでくるのも…(^_^;)と思い、そのままにしていました。
2019年2月。「どうせ今日も閉まってるよね」とあきらめモードで土曜日に来てみたら、営業中! でも、中が見えた途端、満足して入らずスルー。
梶原銀座の奥にある喫茶店。
店内は奥行きがあって、そこそこの広さ。なんとなくだけど、都電荒川線に残っている喫茶店は内装が普通なんだよね。ここも……(^_^;)。地元の人で賑わう日常使いの喫茶店。テーブルの天板がコルク。
トーストセット。パンが超厚切りなのにビックリ!
王子2丁目にも「TEA & PUB ♬じゅん♪♪」という閉業喫茶があり、東十条にも「JUN」という閉業喫茶があります。そして、第3の「じゅん」があるのは、線路を挟んで「梶原銀座」とは逆にある「上中銀座」。北区では「じゅん」という店名が人気のようです。
梶原で純喫茶度が一番高い喫茶店といえば、こちら。
「じゅん」を出てから、久しぶりに来てみたら、素敵な看板はそのまま!
住宅街の中なのにドライブインみたく背の高いパンチの効いた看板。何度見ても惚れ惚れしてしまう。
何度撮ったか知れないけど、またもや看板の写真をパシャパシャ撮って、植木でもじゃもじゃ(またもや…)の入り口に近づいたところ…
中からお店の人が出てきたので、罪悪感にかられ(?)慌てて、「すみません! 勝手に写真撮ってごめんなさい」と謝ったところ、
「いいのよ。どんどん撮ってください! 最近では若い人がよく写真を撮りに来るのよ」と大歓迎されました。
諸々の理由で、中には入りませんでしたが、無事営業しててくれて本当に嬉しかったです。
ニューヨークの壁画を始めとして、見どころがたくさん。綺麗に片づけたらもっともっと素敵になるのに惜しい!と思わせる純喫茶らしい店内です。
2階の雀荘はもうやっていないそうです。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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