昨年夏にフラれた喫茶店「みちくさ」へ再び。
山梨県北杜市長坂町長坂上条2531-15
長坂駅前の好立地。っていっても、長坂自体が遠いんだけどね(^_^;)。
連れ込み宿風の色っぽい看板。
お志るホ? おしるこの事かな?
おお、素敵!
色っぽい上品なシャンデリア、黒いモダンな椅子、趣のある絵(ギラギラの虎だけど…)。天井や壁の模様も良い。しっかり純喫茶の雰囲気。
第一印象でパッと目を惹くのはシャンデリア。しかし、少し慣れてくると、壁のあちこちにあるカクカクとした花のようなライトが、良い働きをしているのに気付く。うっかりすると平板になりがちな店内に陰影のアクセント。立体的に見せてくれる。
お手洗い系。昭和30年代の日本の家的な可愛さ。
個室には超キュートなチューリップのイラストの入ったトイレットペーパーフォルダーもあった。
古い喫茶店では、1冊のメニューを使い回すことが多い。時にはメニューが無い事も。
しかし、「みちくさ」はそれなりに年季が入っているのに、しっかりとテーブルごとにメニューが置いてあった。
店名を冠するメニュー「みちくさサンデー」。スクロールする視線がピタッと留まった。
これは行っとかないとね!
これぞサンデー!
横長の脚付のレトロなガラス器。サンデーって、味そのものよりも器なんじゃないかと思っている。
穢れをしらぬ清楚な乙女のような白いサンデー。
生クリーム主体で、左右に角みたいになってる所はバナナ。
カウンターの牛(?)の角とシンクロする。
コーヒーは先に出すか後に出すか聞かれ、食後でお願いした。少し濃い目。
CLOSE19:00になってるけど……。
本当? 昨年夏、18時に来たら閉まってたよ(-_-;)。19時までと信じ、木曽福島から帰ってくる途中で下車し、途方に暮れてしまったんだから。すっかり懲りて、長坂駅のホームから、次のお店の「ドルチェ」に電話したんだよね。
リボンの金魚。
ママさんのお母さまが作ったものなんだそう。
一ついただいた。
「昔はマッチを作り直していた」らしく、左から右へ。古→新。
これまで2世代貰ったことはあるけど、3世代は初めて。せっかく貴重なマッチをいただけたのだから、なんとか上手く保存したいんだけど、古いものはいつ崩壊してもおかしくない状態なので、店を出てから即、表裏側面を撮影。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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