日本一オシャレなモンテヤマザキ。
喫茶室があるのはここしか知らないけど、本当にオシャレなんだよ!
埼玉県幸手市中3丁目4-9
加須から近いので足を延ばしたが、幸手に着いたのは夕方5時半過ぎ。
ここの営業時間は謎なんだよね。googleにもない。でも、なんとなく夜でもやってるような雰囲気だったので、ダメもとで来てみたら営業中。
撤去してしまう店も多い中、食品サンプルも健在なのは嬉しい限り。
なんて、立ち止まってる場合じゃなかった。さっさと入らないと。「もうお終いです」なんてことになりかねない。あわてて入店。
あれ、真っ暗? 誰もいない?
暗がりの中でじっとしていると、お店の人が出てきた。
「何時までですか?」
「(夜)6時半頃までです」
やっぱり素敵だねえ。モンテヤマザキ。
でも、なつかしいような、「旅先の実家(?)」のような空間には、侘しさも漂う。なんか切ないんだよね。
ベージュにオレンジ&焦げ茶色のストライプ模様の「ゆうらく椅子」は健在。
ゆうらく? 言うまでもなくあそこよ。浅草橋の「純喫茶ゆうらく」。
70年代頃に流行ったのだろう。これまで同じストライプ模様をいくつかの喫茶店で見てきてるけど、最低40年以上の古い店だった。
あ、念の為お断りしておくと、この模様は別に「ゆうらく」発祥ってわけじゃないからね(^_^;)。
今回はモンテヤマザキの素敵ポイントを新発見。
どう、この扇風機?
もろ昭和レトロ家電っていう感じだよね。
えっ!
これ、なに、可愛い! 蝶々結びのリボン!
羽根の色とお揃いなのが心憎い。お揃いなのは椅子だけじゃないんだね。このセンス見習いたい。
このリボンは洋菓子店でたまに見かける。ケーキの箱を包装紙で包んで、最後にキュッと十文字に仕上げるリボン。真ん中が金色になってる。
でも、ピンクはよく見るけど、グリーンは珍しい。扇風機に合わせて買い求めたのかしら?
中華、ドリンク、デザートなどメニューだけ見ると選びたい放題に思えるが、実際には無いものも多いらしい。
前回、オレンヂ生ジュースを頼んだら無いと言われたんだけど、読者の方から昨年夏に飲んだというコメントをもらっていたのを思い出した。
さっそくリベンジだ~!
んっ? かき氷?
さっそくl気が変わり、こちらへ変更。
イチゴ味とミルク味があるけど、イチゴミルクはなかった。念の為聞いてみると、「少々お待ちください」と奥に引っ込んでしまった。
う~~ん、私、面倒臭い客だな(^_^;)。
しばらくして、息子さんと思われる男性が現れ、出来るとの返事。
イチゴミルク味のかき氷。
次回こそオレンヂ生ジュースを飲もうと思った。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
枡矢です
2020/07/18 URL 編集
エムケイ
実は少しばかり思い出の店なんですよ。
この近くにある出版社に用事があり、そこの編集者の人にこちらに連れてきていただき、「山の上ホテルで作家は缶詰で小説を書くんですよ」と言われ、「東京にはなんて素敵な喫茶店があるんだろう!」と感激しました。
当時は喫茶店巡りをしてませんでした。
今思えば、「東京は」というより、こちらは別格の喫茶店なんですけどね。
その後まるで自分で見付けたかのように、「いい店があるんだよ」と友人を連れていったりしてました。
昨年リニューアルしたんですか。
リニューアル後はまだ行ってませんね。
それなりに特別なお店なので、気軽には行けません。
2020/07/20 URL 編集