加須駅北口の駅前ロータリーにある喫茶店。
駅からのアクセスが良いのですぐ目に留まったけど、素っ気ない外観と店名の「RiQ」表記が微妙だな、と一度スルーしてしまった……。
埼玉県加須市中央1-6-15
しかし、スルーして向かった別のお目当ての喫茶店には、「しばらく休みます」の貼り紙。日頃の行いが悪いせい? あっけなくフラれてしまった。せっかく加須まで来たのに。手ぶらでは帰れない。
で、代わりに入ったのが「RiQ」。
(茶人の千利休が由来なのか、「RiQ」には「利休」というフリガナが付いてる。逆な気もするけど)
ええっ! なによ、いいじゃないの!
オーソドックスといえばオーソドックスだし、どこにでもあるといえば確かにそう。
だけど、なんか雰囲気があるんだよね。純喫茶的見どころも多い。
入った瞬間、鮮やかな床の模様に目が釘付けになった。照明や壁の装飾などもいい感じ。外観とのギャップが……。
しかも、広い。外からだと、定員20人ぐらいに見えるのに、想像の倍以上広くて、奥行きがある。ここなら、50人は入るんじゃないの?
印象的なのは、店内の暗さ。
地下でもないし、窓も多いのに、なんでだろうね。本当に暗い。電気を消してるから? 妙な物悲しさがある。まあ、変に明るすぎるよりは暗い方が好みなので、私にとっては願ったりかなったりなんだけども。
それとも、案外、他のお客さんにもこの暗さが好評だったりして? 長居してるお客さんも多かった。
BGMはFM東京。これは意外、と思っていたら……
「午後4時をお知らせします」
時報を合図に、それまでアベノマスクや給付金の話題で盛り上がっていた団体サラリーマンが「そろそろ帰らない?」と腰を上げ、バタバタお会計し出ていった。もしかして、これか!
私も出ないとマズイ? 焦ってお店の人に聞いたら、午後7時まで。ホッと一安心。
チーズケーキとコーヒー(セット)
奥よりも入口の床の方が美しく鮮やかに見えた。しかし、実際はドアから射し込む日光で日焼けして色が薄くなっているのだという。
ええ~! そうなの?
「こちらが元の色なんです」
お店の女性(ママさん?)が玄関マットをめくって見せてくれた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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