王道の純喫茶といえばこちら。
有楽町駅前にある東京交通会館の地下1階「純喫茶 ローヤル」。
東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館B1F
10年以上前、3階は喫茶店が3軒ある、純「純喫茶フロア」だった。しかし、現在では1軒。今でも純「純喫茶フロア」と呼んでよいのは、2軒の純喫茶がある地下1階だけ。
※純「純喫茶フロア」の呼び名については、こちらから拝借。
⇒「ティーサロン白ばら」(昔の純喫茶にぃさんのブログ)
…言いたいことは分かるよ。「たった2軒だけ? ショボっ!」ってね(^_^;)。でも、数じゃないから。質よ、質。まあ見てなさいって。
色が変わる大きなシャンデリアを眺めながら、螺旋階段を下りて地下へ。
自動ドアのすぐ先には「純喫茶 ローヤル」。
「ローヤル(ROYAL)」は純喫茶の店名ではポピュラー。
しかし、てんで名前負けしてて、「どこが?」って店も多い(^_^;)。王家とか王室の意味なんだけどね。
その点、こちらは入口からして気品があるしキラキラしてる。
掲載紙をペタペタ貼りまくるのはどうかと思うけど(-_-;)。
看板はROYALの象徴の王冠マーク。
そして、王冠の上を飾る「純喫茶」の文字。
純喫茶、純喫茶って言うけど、みんな本当は純喫茶じゃないからね。有楽町で今でも看板に純喫茶を掲げてる店はここぐらいしか知らない。
こじんまりと窓の上に並ぶ王冠マーク。
入口2か所両方にあり。
いざ入店。
できたら中はもうちょっと頑張って欲しかった。パーフェクトな外観に比べると、少し薄味で綺麗目の店内。
それでもステンドグラスに、丸っこい赤い椅子。王道の喫茶店の内装なのは間違いない。
大まかに2つ? いや3つに分かれてて広い。
これはパーテーションなのかな(^_^;)?
劇場なんかにありそうな太いロープが、所々席の間を仕切っていた。
客層は様々。スーツ姿のサラリーマンが目立つけど、若者も多い。
仕事の打ち合わせ、待ち合わせ、スマホゲーム中、ノートパソコン持ち込み作業、単なる時間潰し、お茶、お喋り。目的色々。いいのかどうか堂々と携帯電話で話してる人もいたし、ある意味フリーダム。
そして、こなれた熟練のおじさん店員。いい味出してる。
チョコレートパフェも王道に違いない。
王道の純喫茶だし、以前ここで食べたハニートーストが美味しかったので、大いに期待。
意気揚々と注文してみたのだが……
違う、違う! これじゃない!!!
見ただけで敗北宣言。だって、これ白いよ。バニラアイス~~ ポッキーのチョコいらないから、チョコアイスにしてくれ~ ああああ! 食べなくても、どんなものか大体分かるよ。ああああ…(脱力)
コレジャナイ、コレジャナイ。
あきらめ気分で、食べることの虚しさよ(-_-;)。
でも、伝票はしっかり王道の王冠マーク。悔しいけど、純喫茶としてツボは抑えてるんだよね。
レトロ可愛いフォントの矢印。
レジにはマッチが置いてある。
マッチはそもそもない店も多いが、たまにあっても相手見て「ない」という店もある。雑魚キャラ扱いなのか、私はいつも「ない」と言われるタイプ(-_-;)。
すべてのお客に平等であれ。
純喫茶ローヤルは王道の良き純喫茶だ。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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