歴史ある町には、歴史あるパン屋がある。
駅前の「喫茶 純」にフラれ、ピンと来ない喫茶店を何軒かスルーしながら歩いてて出会ったのが、こちらの手造りの店「かねまる」。
第一印象は、よくある町のパン屋さんかな、という程度。
長野県木曽郡木曽町福島5354
牛乳パンじゃないの!
見覚えのあるデザインのイラストが窓に貼ってあった。
そっか~ここ長野県だもんね。牛乳パンがあっても、おかしくはない。
しかも元祖!
たしか牛乳パンは、戦後の栄養不足の時代を背景に誕生したパンだったはず(うろ覚え)。
昭和27年創業。ってことは1952年。時代的には一応つじつまが合う。ただ、こう言ったらなんだけど、元祖って言ったもの勝ちなところがあるよね(^_^;)。
ショーケースには牛乳パンがズラリ。
これって、何気にスゴイことでは?
これまで何度売り切れだったことか。すでに牛乳パンは長野県のご当地パンとして大人気。営業時間内にフラっと買えるレベルのパンではなく、気合を入れて買うプレミア・パンになりつつある。予約して取り置き推奨の店もあったし(-_-;)。
これは買うしかないだろ~
お花のトレイ。
実物を見るのは初めて! レトロで可愛い。黄色とオレンジの2色あった。
コーヒー牛乳パンもあったので、両方とも購入。
ご当地感を出すために、近くの八沢川(木曽川の支流)で撮影をもう一度。
三角形のコーヒー牛乳パン。
牛乳パン。
賢そうな男の子が印象的なこのイラスト。かねまるパンの創業者の方がモデルで、描いたのはお母様なのだそう。
ここで併せて他店の牛乳パンもご覧ください。
(左)中村屋パン店(信州中野)・(右)小林製菓舗(長野市)
左の赤い牛のイラストのものは、こういう普通のもありますよ、という意味での参考写真。注目すべきは右の白いパッケージの小林製菓舗。かねまるのパンとそっくりでしょう?
これって、かねまるパンの創業者の似顔絵(?)が長野市のパン屋でも使われてるってことだよね(^_^;)。
ただ、このそっくりパッケージの牛乳パン。どうやら他のパン屋にもあるらしい。
エムケイ
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