北海道に来たら、北海道らしい食べ物を。
札幌出身の友人からのお勧め、じゃがいも料理が人気の「穀物祭」を訪問。
北海道札幌市豊平区中の島1条9丁目1-1
ポテタリアン。聞き慣れない単語だが、ジロリアンみたいな感じ(笑)?
ここに来たら、いやでも、じゃがいもを食べるしかないね。まあ、最初からそのつもりだけども。
ドアを開けると、「穀物祭」の玄関マットがお出迎え。
エントランスにはドライフラワー。
そして、店内。
典型的な純喫茶とは違うが、世界観がしっかりした空間だった。私の抱いたイメージは、ドイツの片田舎にあるレストラン。
中央には電話ボックス。
何段か小高くなった薄暗いおこもり席もあり。
葡萄の飾りがぶら下ってて良い雰囲気。ここ、いいなあ……!
でも、そこに座ると全体が見渡せなさそうなので、やめておいた。
※喫茶店マニアの生態その①※
入店するとすぐ、全体を眺められる席を血眼になって探す。居心地の良さよりも、眺め(写真映り)を優先する。
モナリザの絵のある一画。
こちらにも果物の飾りが。果物モチーフの装飾はロマンティックだから大好き。
おこもり席とは反対側の隅っこ。端の端に座った。
ただ、これが正しいのか甚だ疑問。中央の電話ボックスで視線が遮られるので、ここでも全体を眺められない。ならあのメルヘンなおこもり席でも良かったのでは(苦笑)。
椅子とテーブルの脚はお揃いの模様。
オリエンタルなお手洗い。
さて、お手洗いの写真の後では間が悪いが、お食事の時間。
「ポテトニョッキのグラタン」がお勧めになっていたが、私が頼んだのは、「ポテトとキノコのグラタン」。
単品だと780円、ドリンク付で980円(10円単位はうろ覚え)。ランチにしては少々高く感じたが、食べ始めたら全然!
こんなに贅沢に「じゃがいもらしさ」を噛みしめたのは初めて。これ以上の店なんてあるの? いや、絶対ないね(断言)! 本当に、本当に美味しかった。絶品。
今でも、この穀物祭のグラタンの美味しさは語り草になっている。
食後にはアイスコーヒー。
ぼこぼこの分厚いレトロなグラスで嬉しい。
※喫茶店マニアの生態その②※
中身よりもグラスの見た目の可愛さ優先。
ところで私には、どうでもいい悩みが一つある。
油断してると、穀物祭でなく収穫祭と言い間違えてしまうこと。実は、この記事も、「穀物祭、穀物祭」と呪文のように唱え、緊張しながら書いている。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
涼
実は昨年、札幌市内を回ろうとして、滴もバロンも穀物祭も、Googleマップにピンを立てたのですが、
地震で訪問が叶わなかったのです。
お写真を拝見すると、やっぱりどのお店も魅力的ですね。
札幌への憧れが募っております・・・。
そして、喫茶店マニアの生態に、画面の前で大いに頷いてしまいました(笑)。
2019/10/31 URL 編集
エムケイ
地震は、旭川で「めるし」に2回入ったときのことですね?
今回は札幌はそこそこで他市にも足を延ばしてるので、札幌はそれなりに絞りこんで訪問してます。
その中でも、バロン、滴、穀物祭は間違いない店です。
絶対お気に召すと思います。
個人的には、滴が想像以上に良かったです。
ここは写真では伝えきれない魅力があります。
喫茶店マニアの生態に共感していただいて嬉しいです。
自分がそうだから他の人もそうじゃないかと決めつけで書きましたが、大体こんな感じですよね(笑)。
2019/11/01 URL 編集