年内に閉店すると聞いてたが、それがいつなのか分からなかった。
なら早い方がいい。5月に訪問したが、その3ヵ月後に瓜連の「キッチン美保」は閉店した(ソースはじゅんじゅん会公式写真集)。
(駐車スペース有のバイパス沿い)
茨城県那珂市古徳291-4
2019年8月末閉店
ドライバーにアピールする大きな看板。右側のは、キッチンがないと別の業種を連想してしまうかも(エ○い系とか)。
サービスランチはポークカツカレー。
カツはそんなに好きじゃないんだけど……。他にもあるよね?
こちらは洋食店だが、店内は完全に喫茶店の内装だった。
まずカウンター。
野球選手のポスターの方に目がいってしまうが……
シルバーの金属製のペンダントライトがスペーシー。
天井にはミッドセンチュリーなライト。こちらも素敵。
ピンクのギンガムチェックのクロスがかかったテーブルが並び、窓の両脇には優雅に束ねたカーテン、仕切りの観葉植物。
隔離されたようなお籠り空間もあった。
窓は八角形。
模様の入ったブルーの壁紙とピンクの椅子の組み合わせが良い。
右側に見えるアールの奥にあるのはトイレ。男性向けの注意書きの貼り紙があり、妙な比喩を使い大昔の官能小説(?)みたいな独特の言い回しだった。あえて書かないけど……。
煉瓦だと思っていたら、壁は石。隙間には粒々の石を埋め尽くしている。今新しく店作るとしたら、こんな手間かけないよね?
秘密めいた眺め。
絶対こっちでしょ(笑)? 案内される前に勝手にこちらに座ると、元気の良いママさんが現れ、「ランチですね?」。
ええーー! カツカレーは強制?
「他のでもいいですか?」
食べられないことはないけど、できたら他のがいいので聞いてみたら、「あら、全然大丈夫よ」とメニューを渡された。
良かった。他のでもいいんだね。
ただ、いざメニューを見ていたら、どうもカツ推しみたいだし、お勧めのカツカレーでもいいかな、という気分に。
「やっぱりランチ(カツカレー)でお願いします」
そしたら、1分で出てきた!
どういうマジック? きっと、用意してあったんだろうね。そりゃ、ランチにして欲しいわけだ(笑)。
さすがお勧めするだけある。カツは柔らかくて美味しい~
食後にはコーヒー。食べた後に、ホッと一息つけるところが、実に喫茶店的。
BGMはイージーリスニング。
「ランチに飲み物のみはご遠慮ください」という貼り紙があったが、この雰囲気だと、喫茶店感覚で利用してしまうお客さんが多いのだろう。
可愛らしいマッチもいただけた。
金色の箱には、コーヒーを運ぶ女の子。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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