同じ相川だし。
ぶらぶら歩いてれば、そのうち着くよね?
「カトレア」を出て、相川第2の目的・佐渡金山に向かい、のんきに朝市を眺めながら歩き始めた。
「ショッピングプラザ キング相川店」
食料品中心のスーパーマーケットだった。朝市限定のしんこ餅というのが売ってたので、手に取ったら見た目よりもズッシリ重い。荷物になるので、やめておいた。素朴な色合いが素敵だった。
創業100年以上という老舗「加藤新二書店」閉店の貼り紙。
かなり年季の入った建物がそのまま残っていた。フルネームの店名とは珍しい。店主が地元の名士だったのかしら。
ロープを張り立ち入り禁止の建物。登録有形文化財のプレートがあった。
急な石段が2手に分かれていた。西坂に佐渡奉行があるんだって! なんだか時代劇みたい。金山と方向は一緒だし、そっちの坂を上ることに。
これが随分と長い坂で途中引き返そうと思ったほど。前日は津波が来たら逃げる高台を両津で真剣に探していたが、どこにもなく(苦笑)、佐渡には高台はないと結論づけた。今になって見付けたよ! 昨日までの自分に、「ここが高台だよ」と大声で教えてあげたい。疲れたけど、なんか安心した(^_^;)。
権力者は高台、ということか。佐渡奉行所に到着。
路線バスのフリー乗車券を見せると入場料が100円割引なので入ってみた。面白くはないけど、お勉強になった。
さて、ここからは一気に佐渡金山へ。
…と思ったら、「この先1.5km」の案内板が!
え! そんなにあるの? 泣きたい……。
歩いてる人、全然いなかった……。
自然豊かな道を黙々と20分以上は歩いただろうか。後ろから佐渡金山行きのバスに追い越される、嗚呼。普通にバス停(相川)まで戻ってバスに乗る方が早かった。後悔。
残り5・600メートルという地点で茶屋を見付け、海鮮丼(1300円)を食べる。
ここ以外飲食店がない独占的存在だから仕方ないとはいえ、値段の割にしょぼい内容だった。パッと見豪華だけど、匠の技術で薄く平げたご飯。全然足りない。その上セルフサービス。
「旧佐渡鉱山採鉱施設 高任粗砕場 (たかとうそさいば)」
重要文化財だが、現在修理中。さっきの登録有形文化財もだけど、まともに見れない文化財ばかりなのはいかがなものか……。
脇を流れる川にはアーチ型の橋がかかっている。
こちらの橋は立ち入り禁止。
やっと佐渡金山。40分以上かかったんじゃないかしら……。
教訓:金山は車で行くべし。
エムケイ
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