徳島駅前の「純喫茶 ブラジリア」。
こちらは徳島の大本命。かなり期待しての訪問だったが、実物はそれ以上。神々しい空間だった。
徳島県徳島市寺島本町西2-31
ここに来るまで幾つかのトラブルがあった。
そのトラブルは割と重要なことだけど、今はそれを書く気になれない。
純喫茶ブラジリアがあるのは線路の前。
ただ駅からはぐるっと回り道するので、結構歩いた。隔離されてるのかな……。人が少なく静か。
いや、もう、これは本物!
入る前から確信。揺るぎないオーラ。
素晴らしい。
徳島まで来た甲斐はあった。この店に入れて本当に良かった。
青い絨毯が広がり、流線型を描くカウンター、コーヒーを収穫する風景。外を電車が通り過ぎる。レースのカーテン越しに透けて見えた。
派手さはないけど、奥深い静かな魅力を湛えている。
カウンターには小さな高齢のママさん。お客さんとお喋りしていた。
さて、注文。
まずはコーヒー。
徳島に着いて真っ先にこちらに入ったので、お腹がぺこぺこ。何か食べたかったがモーニングはメニューになく、単品でサンドウィッチを。
卵かハム。どちらか聞かれる。この後なんだかんだで卵は摂るはずなので、ハムサンドでお願いする。
結構待ったかな~
常連のお客さんが運んできてくれた。カウンターに座りママさんと話しをしていた方だ。
純な斜めのカット。辛子が効いてて、鼻がツーンとする。
絨毯は深い青と明るい青の2色。
狙ってるとしたらセンスあるよね? お客が引けたタイミングでママさんに声をかけると、カウンターから出てきて、ちょこんと隣に座った(笑)。
現在の絨毯は3代目。1代目が赤、2代目がグレー。今が完璧な空間なので他の色は想像できないけど、意外に赤も別の雰囲気でいいかもしれない。
前の絨毯は床にくっついて剥がれないので、そのまま重ねているらしい。
いつの間にか話はわき道にそれ、店内で時々お客さんが囲碁将棋大会をし賑やかになるという話になった。結局、2色の青の理由は分からず仕舞い。
入口は2箇所ある。
店を出てから、もう1つの扉を見付けた。次はこちらから入りたい。
もちろん次があればの話だが……。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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