1時間半後、2度目の坂出。
今回は、坂出駅北口の左側。商店街の近くにある「珈琲館 薔薇屋」を訪問。
香川県坂出市元町3-4-13
昔は栄えていたのかな? 駅前通りの左側には、いくつかの商店街が固まっていた。
坂出の下調べはつらかった。
「ニューモカ」の珠玉さばかりが浮き上がるからだ。入ることは叶わぬ閉店した幻の喫茶。入ったことがある方が心底羨ましい。嫉妬すらしてしまう。嗚呼。
だから、ニューモカから離れた三輪ならともかく、近くにある薔薇屋に行くのは、あまり気乗りしなかった。ただ、先行した友人からは「行っておいた方がいい」と言われていた。
実際そうなんだろうね。そう簡単には来れない場所なので、やっぱり行っておくことにした。
途中には、こんな素敵な建物とも出会う。カボチャみたいな形のユニークな窓の「mode salon Sister」。
アーケード商店街とは逆にある、ひとけのない殺伐としたガランとしてる通り。あれか?
ダートコーヒーの看板。
洞窟のような薄暗い店内。
これは雰囲気がある。やっぱりお勧めされるだけあった。
手前のカウンターには、常連のお客さん。そこを素通りして奥の空間へ。
薔薇屋という店名から、勝手にマダム趣味全開のブリブリのピンキーな感じを想像してたけど、全然違う。どちらかというと、キリッとしたスタイリッシュさ漂うカッコ良さ。都会的な喫茶店だった。
この日はまだコーヒーをそんなに飲んでないけど、この後は高松でも何軒か入る予定。コーヒーだけしかない店もあるだろうし、コーヒーは控えておこう。真冬だがせかせか歩き回っているせいか、体は夏場と同じ成分を欲している。
メニューは完全にコーヒー推し。なのに、それに逆らうのも申し訳ない。純生の表記のあるレモンスカッシュを注文。
これが、物凄く美味しい! きっとコーヒーも絶品なんだろうと想像すると、一期一会の訪問でコーヒーにしなかったことを軽く後悔。
そんなに薔薇っぽくないなあ、と思ってたけど、椅子や灰皿はしっかり薔薇モチーフ。
流れる音楽は、しっとりとしたジャズ。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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