東京都渋谷区道玄坂2-19-13
名曲喫茶ライオン(注:音が鳴ります)
表は無事。拍子抜けして裏口へ回る。
裏口へのアプローチ上に目つきの悪いネコ。猫相があまりよろしくない。近寄ると、そばにこんな注意札が。
なにもそこまで… ルビまで… (^^;
猫がスタスタ裏口へと道案内してくれた。あとを追う。
直前で左へ大きくカーブし、猫は消え去る。お遊びははここまでだ。店に入ろう。
心配するまでもなく、店内まったくもって無事。年代物の立派な音響機器、ギシギシきしむ階段、2階から1階へ垂れ下がる豪華なシャンデリアも無事。椅子はだいぶガタがキているものの。
この日はヴェートーヴェンの「月光」、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ツィゴイネルワイゼン等、クラシック通でなくとも聴き馴染みのある選曲でした。
だいぶ暖かくなってきたので、ホットでなくアイスにした。しかもアイスミルクコーヒー。
手持ちの本を読んだり、音楽に聴き入りながら考え事したりして過ごした。私にとってとても大事な場所です。名曲喫茶では一人で過ごすのが正しい作法に違いない。でも、ここで誰かと無言で1~2時間過ごしてみたら、それもそれで素敵な時間に違いない。
それにしても、この年代物の建物。激しい揺れにもマケズ。本当になにもなかったのだろうか?激しい揺れでレコードがぶんぶん棚から飛びまくるとか。お会計のとき店員さんに聞こうかと思ったが、こちらの店員さん、代々?話しかけにくいオーラを放つ芸術家風なので(この店ではこれが合っている)、なんとなく聞けなかった。
名曲喫茶 ライオンマッチ (2011年)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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