セジュールだけ、ってのもね……。
天気もまあまあ良いし、西新井大師の辺りを適当にぶらぶら歩こうか、という流れに。
普通ならお寺にお参りするのかもしれないけど…。
あまり興味がないし、セジュールからお寺に向かう参道が苦手。煎餅屋だか団子屋だか饅頭屋だかの店の人の勢いが凄い。営業っていうのかな? 参拝客にガンガン売り込んできて、ゲンナリする。
寺を避けるようにして。
廃業してるっぽい何かの店舗跡。2階の格子が可愛い。
唐突に鳥居のイラスト(?)が置いてあるのが謎。
へえー。振り返ると、あっ!
隣の建物の上の方に、セジュールの字がある。切れているけど。
4年前に撮った写真に写ってる「手づくりケーキの店 セジュール」が、どの場所なのか覚えていないと前回の記事で書いたけど、ここだったんだね。今、気付いた(^_^;)。
位置的に間近だと見えなくて、少し離れた環七からだと見えるんじゃないかな? う~~ん、これは盲点だった。
味わい深いせんべい屋さん。
車輪の付いたケースに入ったせんべいは4枚で百五円。
今度は参道と交差する左右の通りを歩く。
人形焼きの店。
だるま屋さん
お蕎麦屋さん
甘酒を売ってる赤ちょうちん
川崎大師とか浅草寺なんかもだけど、寺周辺には大体こういう店がある。
ちょっとばかりパンチの効いた店(?)も。中華の店とコラボした看板の「演歌 星(スター)」。これは一体何屋さんだろう?
極彩色のシャッターの阿部金物店。合いカギ専門?
この写真を撮るほんの数分前、お店の人が仁王立ちで通行人を眺めていた。合鍵なんて呼び込みするものじゃないし、来るときは来るの受け身でいいと思うんだけどねえ。
ここまで来ると、もう環七。この先は、東武伊勢崎線と日暮里舎人ライナーの間にすっぽり抜けた鉄道空白地帯、いわゆる陸の孤島方面になってしまう。西新井大師に引き返した。
いつ見ても惚れ惚れする芸術的外観の「かどや」。
今回は素通りしたけど、ここはまた入りたい。
ほんの少しわき道に入ると、これまでの人通りが嘘のように静かになる。住宅街に紛れた「カフェ・ド・イヴ」。
看板のイブと手作り風車のイヴ、どちらが正式な表記だろうか?
入ったのはもう何年も前になるけど、我ながらよく入ったなと思う。一見客を拒むオーラが漂っている。
入ってしまえばウェルカムだし、マッチはモダンで素敵なデザイン。そのギャップが面白かった。
せっかくなので再訪問を…と思ったが、こちら以上にご無沙汰している喫茶店があるので、今回はスルー。
何通りっていうのかな? 商店街になってて、車も通るそこそこ広い通りを真っすぐ歩き、団地の方に向かう。
マンションの1階にある「喫茶 藤」。
まだ営業してることに感激!
5年前に一度入ったことあり、土着度100%の狭い喫茶店。当時は雰囲気にのまれてしまい、こそこそとコーヒーを飲んで短時間で退散してしまった。
私もあの時から少しは成長していることだし(?)、今なら堂々と入れるかも。と、ドアを開けたら、なんと満席。
まあ満席といっても、テーブル2・3つ程度で4人掛けを1人で使ってるお客さんもいたりで、実質3人くらいしかいなかったけど(笑)。
一瞬だったので店内がどうだったか見れなかったけど、外観のイメージは結構変わっている(マニア的には悪い意味で)。
ちなみに、こちらが5年前の写真。得体の知れぬ怪しさが好みだった。
いつになるか分からないが、また機会を見付けて再訪問しよう。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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