遠くもないけど、近いわけでもない。
ちょっと頑張らないと行けない、でも休みの日にわざわざ行くには特別感がない。そんな場所が東上線にはいくつかあって、柳瀬川もその一つだった。
とある日曜日、柳瀬川にある「珈琲館 路」に行ってみた。
埼玉県志木市館2-7-4
今回目指す喫茶店があるのは、柳瀬川西口駅前の団地内商店街ぺあも~る。
ところで一体どこに喫茶店が?
はっ! あんなところにコーヒーの幟がはためいてる。
2階にあるらしい。
あった! でも、なんか閑散としてるなー。
周りの赤い柵のせいで中華料理店みたくなってる。
えっ! なんか、ここ良くない?
渋くて、広くて、天井が高い。
派手な見どころは特にないけども、落ち着いた喫茶店らしい内装。
色合いは地味ながら、椅子やテーブルはそれなりに良いものが並んでいる。
つい最近、都内某所の喫茶店を4年ぶりに訪れたら、内装は以前のままだったが、椅子とテーブルが安売り量販店で購入したような安っぽいものに変わってて、一気に気分が盛り下がった。椅子とテーブルは重要。
トイレの中が、一転して華やかなのも意外性があって◎
店内は3つのエリアに分かれてる。
私が座ったのは入ってすぐの席だが、その右手の段差があるエリアが一番純喫茶ぽかった。常連の方が寛いでお喋りしていたので避けたが、もし誰もいなければ迷わずそこに座った。椅子もそこだけソファーっぽいタイプ。奥のエリアは「禁煙席」。
まさか柳瀬川にこれほどの喫茶店があったとは。
鑑賞のために訪れる(?)美術館のような喫茶店ではないが、あると重宝する。
電話ボックスもあった。少なくなったとはいえ、たまに他の喫茶店でも見かけるので、「あーあるよ」なんて感じで流してしまった。しかし、中には甲冑があるらしい。後でお店からの紹介ページで知った。えー。もっとアピールしてよ><
少し何か食べたいな、と小倉サンドとコーヒーのセット(600円)。
出てきたのを見たときは小さっ! 安いからしょうがないか、と実際食べてみたら、中身がギッシリ詰まってて食べ応えがあった。コーヒーはクセがなく飲みやすかった。
営業時間は9時30分から20時。次はモーニングで訪れたい。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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