白銀の彦根散策 (3) 銀座商店街

立派なアーケード、凝った意匠の風格ある商店。

昔栄えていた商店街を歩くと、切なくなる。刻一刻と終わりに近づいているのを見せつけられるから。

と同時に、不謹慎ながら、今まさに崩れ消えゆくものに甘美な思いを抱いている。

彦根銀座商店街1

こちらの理容店フジツカは、さっき男性2人が雪かきしていた店。出入り口が2つあり、中で繋がっているらしい。

風格があるので相当古いんじゃないかと思っていたら、それ以上の老舗。なんと100年以上!

ヘアーサロン フジツカ

上記のリンクを見ると、「開業当時から見守る大きな古時計が、現在も当店の歴史を刻んでいます。」との記述あり。

彦根銀座商店街2

って、まさかこれじゃないよね~?

いくらなんでもこれは違うでしょう。きっと店内にあるんだよね? 大きなのっぽの古時計風の縦長の振り子時計だと推測。

彦根銀座商店街3

通りを挟んで向かいにある、ジェルビークラブが気になる。鱗状の白壁が秀和レジデンス風。

彦根銀座商店街4

この建物もいいね~

彦根銀座商店街5

角を曲がると、まっすぐ一本道。

彦根銀座商店街6

銀座商店街である。

歩いている人はいないが、自動車は結構走っている。商店街としてよりも、通り道として重宝されているようだ。

彦根銀座商店街7

文具店のシャッターが昭和テイスト。絵の具が擬人化して絵を描いてるのは分かるが、勉強机の上にいるネズミは何を伝えたいのだろうか。

彦根銀座商店街8

ここで次なる純喫茶「ベニヤ」が登場。

次回更新するつもりだが、個人的に彦根では一番琴線に触れる純喫茶だった。帰京しても何度か思い出したが、その時は必ず雪で真っ白な銀座商店街も導入で登場する。

彦根銀座商店街9

西洋風の近代建築の滋賀銀行。

ここを通ったときは夕方5時頃だったので閉まっていたが、まだ現役なのかしら?

彦根銀座商店街10

左が株式會社滋賀銀行彦根支店、右が日本銀行彦根代理店。

これは何を意味するんだろう? 調べればいいのかもしれないが、ここでは面倒なので流しておく。

彦根銀座商店街11

あれれ~? クリーニングのディリーがまたあった。この辺りではメジャーなのかな? 旧市場商店街で見たのは、メガネと時計店の併設のようだったが、こちらはタバコ。もしかしたらクリーニングのディリーは兼業スタイル推奨?

彦根銀座商店街12

トラヤ

たしか学生服とか看板に書いてあった気がする。

プーマ激似のキャラクターがついてて、この時は先を急いでたので適当に写真を撮った。

彦根銀座商店街13

後からアップで見てみると、虎の身体がTORAYAで構成されてるではないか。Rが前脚、Aがしっぽ。

う~~~ん、苦手かも(^_^;)。

なんか野菜を寄せ集めて男性の絵にしたアルチンボルドみたいで。

彦根銀座商店街14

彦根の喫茶店で何度も見た小川珈琲の看板の「GRILL フレーバー」。

彦根銀座商店街15

ここも入りたい店リストに入ってるんだけど、残念ながらちっともお腹が空いてなかった。

彦根銀座商店街16

飲み物だけでも可ならいいけど、これ見ると近江牛とかあるし、無理ありそうなので今回見送った。

今回…ということは次回の可能性もあるわけで。

彦根の先には敦賀もある。京都~彦根~敦賀ラインで純喫茶巡りできるんじゃないか。どうせなら、その時まで行きたい店を残しておこうと考えている。

彦根銀座商店街17

夕方になって風が出てきたので、肉体的にも限界が……。帰りの電車も不安だし。

最後は老舗和菓子店「風月堂」の2階に併設する「パーラー風月」へ。

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