今年当ブログでは富士(ふじ、フジ)の出現率高め。
清水の「マンガ喫茶富士」(未遂)、「洋菓子喫茶富士」(999マッチ)、ニュー新橋ビル地下「フジ(Fuji)」(モーニング)、上総湊「純喫茶富士」(駅前唯一の純喫茶)。元々純喫茶界ではメジャー級の店名だが、それにしても多い。あと御殿場で富士山を間近に見た後、山北の「ドライブイン晴富士」(廃墟)を見に行ったのまでカウントするのは強引かしら? こうなったらいっそ年内にこちらも書いてしまおう。
八丁畷駅前「喫茶 富士」。
神奈川県川崎市川崎区池田1-15-1
富士という店には富士山的な何かがあるもので、
こちらの場合は富士山の写真。
2階の目立つ壁面に飾ってあるわりには色が地味で、富士山と認識しにくい。
いいんじゃないでしょうか!
外から想像するより奥行きがあり、半アーチを境に前後2つに空間が分かれている。奥に進んだ。
派手だけど品のあるケバケバしさ。
壁が鏡になってたり、お姉さんが目の前に座って接客する用途で使われそうな背もたれが丸く光沢のある椅子だとか、カラオケ用モニターが海辺の景色を流していたり、スナック的ゴージャスでありながらも、安っぽさがなくキチンとしている。
BGMがインストなのかカラオケの音楽なのか判断に悩むところだけど、誰も歌っていないので別にどちらでも構わない。
床はラピスラズリを思わせる目のさめる鮮やかなブルーで、磨きがかかって艶々。高級感がある。
素材は何なのかしら?
居合わせた先客のグループも静かなトーンで会話をする紳士と淑女。
純喫茶としてのムードは充分。
喫茶とスナックの二毛作だと聞いていたが、純喫茶と断言してもよいのでは?
ショーケースには、外の写真とお揃いのサイズ違いのミニ富士。
コーヒー
メニューの選択肢は少なく、他には数種類の飲み物だけだった。
外にはオムライスのイラストもあった。思ってた以上に好みの雰囲気なので、いつか再訪問しランチをしたい。
≪富士の営業時間・定休日≫
OPENが何時なのか聞きそびれたが、夜は遅くまで営業している。たしか22時だったか23時位までと聞いたが、うろ覚え。ただ純喫茶好きの人にとっては、その時間は重要ではなさそう。
なぜなら18時以降はカラオケタイムになるから。お客さんの要望があれば16時頃からカラオケになることも。その場合、手前の空間はカラオケなしで喫茶できる。とはいうものの、防音の仕切りがあるわけでもないので、カラオケタイムになったら普通の喫茶は難しくなるので、穏やかな時間を過ごしたい方は早い時間が良さそう。
定休日は日曜日。祝日は営業(私は祝日に訪問)。
サパーメルシャンというのが夜の部なのかしら?
さらに物腰柔らかで丁寧な社長の話によると、前のオーナーから代わり以前の雰囲気を変えようとしているとのこと。
店内喫煙可だが、匂いが残らないような装置を置いている。衛生面にも気を使っている。たしかにまったく煙草の匂いはしないし、掃除も行き届いて綺麗な店だった。
同じビルにある「Teaサロン シトリン」も気になる存在。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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