おしるこ喫茶に入っておしるこを食べない!
なんのことかと言えば、清水の「おしるこ喫茶 船橋舎」のこと。喫茶店のハシゴという贅沢な悪習慣は、その持てる力を分散してしまう。だが遠征地では一期一会。気になる店は1軒でも多く入りたい。これもまた偽らざる本音。
ならばその果たせぬ思いを近場で晴らすのも、またひとつの手ではなかろうか。
さっそく外苑前のおしるこ推しの喫茶店「コーヒーとおしるこ 川志満(KAWASHIMA)」へ。
東京都港区北青山2-7-20 川志満ビル1F
かわしまと入力し変換すると、川島、河島、川嶋の順番に候補が上がる。
でもこちらは川志満。
川志満ならKAWASHIMANじゃないか?というツッコミはさておき、とある月のプレミアム・フライデーにおしるこを美味しく食べられるよう体調を整え15時30分頃入店。
駅近の好立地ながら、思ってたよりも広く奥行きがあった。
外苑前は喫茶店よりカフェが似合いそうな場所だが、中はいかにも昔ながらの古い喫茶店風。
多少雑然としており椅子もバラバラだったが、腰壁が木製で表面が薄く削って模様みたくなっている。レジカウンターもお揃い。元は統一感があったのだろう。
キーコーヒーを使用しているらしく、カブトみたいな形をしたトアルコトラジャの置物があり、「キーのコーヒー」という復刻版の広告みたいな貼り紙があった。昭和を再現した博物館にありそう。レトロ風。
場所が良いから客入りは良く、スーツ姿のサラリーマンの姿が多かった。若い人もそこそこいる。その人気の理由は好立地というだけでなく、喫煙可というのも無関係とは言えまい。喫煙者が目立った。
このへんは棲み分けが重要なのかな?
自分で言うのもなんだが、私はタバコを吸わないわりに煙に寛大なので、こういう息抜きのための空間は一緒になって楽しめるが、苦手な人はこれがネックかも。
BGMはハワイアン。ゆるくていい感じ。
おしるこ推しだけあり何種類かあり、オーソドックなところで田舎しるこ。
つぶあんの温かいしるこで餅が2個。塩昆布が添えてあるのが嬉しい。
後のことを考えなくて良いのは、単純に嬉しい。
おしるこって大体どこも美味しいよね(^_^;)。ここのも普通に美味しい。何よりもお腹一杯とか、後のこととかそんなの考えてれば、何を食べてもたいして美味しくないわけで。食べたいときに食べる。これこそが美味しく食べる秘訣なのだ、と当たり前なことを思った。
メニューは600円だったような? 消費税? それとも単なる見間違え?
川志満は宝くじ売り場も併設している。マダム3人体制で喫茶に宝くじにと忙しそうだった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
あかりのまま
2017/11/23 URL 編集
エムケイ
そんなに手もちの札はないのでここでひとまず終了ですが、楽しんでいただいて嬉しいです。
>阪東橋先の亀屋も典型的なお汁粉喫茶でした。
そういえばこちらも、あんみつなどの餡子推しでしたね。
まだ行ってない。行かなきゃ。
2017/11/23 URL 編集