【小田原】喫茶 ケルン (2) 青春18きっぷ2017春

午前8時。沼津の前に小田原で下車。

なぜか「喫茶 ケルン」のOPENは朝7時だと思い込んでいたが…

小田原・ケルン1

喫茶 ケルン

神奈川県小田原市城山1-6-80

小田原・ケルン2

ショーケースにはシートがかかっているし、ドアの前には行く手を阻むようにポツンと椅子が一体。

自動ドアも開かない!

もしや朝7時とは別の店だったのかしら? 東口のマロン(旧店名:ニューマロン)が朝早かったからそっちと勘違いしたのかも?

うわっ! うわっ! うわっ! 自動ドアの前でジタバタしてると、奥のカウンターに座っていたおじいさんが出てきて、「営業は朝の9時。でも、どうぞ」。

えっ! まだ1時間もあるのに。いいの? 有難く入らせてもらう。

小田原・ケルン3 小田原・ケルン4

モーニングが…と思ったけど、メニューもなかったし、しかも1時間前に入ってそんな図々しい事は言えるはずもなく、コーヒーのみ注文。

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同じ内装でも、夜とは雰囲気が全然違う。

ライトが映えて夜は夜で魅力的ではあるけども、それでも好きなのは朝の方。スペーシー系なのにこういった表現はおかしいが、爽やかな感じがする。

こちらの店に限らず、喫茶店は朝が一番好き。モーニング目当てなのも大きな理由だけど、朝が一番コーヒーが美味しく感じる。

小田原・ケルン11

カーテンの模様が椅子に影を落とす。サイケデリックになってて面白かった。

ブックマッチの裏側には、現在と似てはいるが、今よりも数倍パワーアップしたような店内写真が印刷されていた。くらくらするほどカッコ良い内装は70年代ど真ん中。当時のお客のことを思い浮かべると、自分はマッチで眺めるしかできないので羨ましすぎて嫉妬すら覚えた。

今もかなり良いけど、昔の方はけた違いに素敵。純喫茶巡りは少しでも早くが鉄則なのだなと痛感。

8時50分発の熱海行きの電車に乗るため8時40分に店を出る。10分前に出て間に合うのが駅前喫茶の良さ。しかも周辺の風景を眺める余裕もあった。夜に見逃していた素敵さにも気付いた。

小田原・ケルン12

ビルそのものが素敵だということを初めて知った。

小田原・ケルン13

駅前にあるビル(名店街みたいなもの?)に、時代を間違ってしまったのではと錯覚しそうなほどド昭和な食堂街への入口があった。

利用金額

  • コーヒー 400円
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コメント

カカポ

No title
エムケイさん
おはようございます。

いいビルですねぇ。
角の丸みがなんとも言えん!
どんどん無くなっていくものの1つです。

喫茶の中も ハズさない。
スチールの骨組みの椅子 大好き。
ライトもユニークです。
純純してるお店では よく見るデザインですが、いつどこで出合っても飽きることがないです。

エムケイ

>カカポさん
いいビルでした。
1回目に行ったときは夜で、明かりのある方しか見てなくて、全景を見たのはこの日が初めてでした。

あの照明、他でも似たようなのを見た気がしますが、あれは間違いないですね。
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エムケイ

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