今回は弁天通商店街について。
この古いアーケード商店街の端っこにレストランポンチがある(現在休業中)。
ポンチも素敵だったが、商店街そのものがとても素敵だった。
前橋の良いところ。
駅前にレンタサイクルできる場所があり、1日200円という安さ。弁天通は駅から歩くと結構距離があるので、天気が良い日なら自転車がお勧め。私もこの日は自転車で回った。
訪れたのは2015年夏。2年前になるけど、多分今もそんなに変わってないと思うので、これから行く方にも参考になると思う。
面白いのはやけに道がジグザグしていること。
見通しが良く真っすぐな商店街が多いので、何よりもこれが印象に残っている。
おそらくこの商店街は寂れているはずだが、地方の商店街はシャッター街がほぼデフォルトでもあるので、このくらいの寂れ具合だと元気に思える。
(初めて訪れた2009年は寂れ慣れしてなかったので、薄気味悪く感じたのだが、慣れってこわい。腐りかけの喫茶などで寂れの基準がどんどんupdateされていく)
さて、これからは琴線に触れた素敵な建物を淡々と紹介。
網目模様が目立つ。
ダイヤモンドかと思ったけど、ダイモンなのね。
商店街の客の年齢層がおのずと分かってしまう。
この看板は比較的新し目だけど、イラストのゆるさが好き。
この手の古い商店街の特徴。やたら洋品店が多い。
もちろん若者向けではなく、年配向けなのだが、この弁天通だけでも何軒もあった。買いに来る人なんて、そんなにいるのかな(^_^;)?
スポーツ店。もうやってないのかな? ちょっとカッコイイ。
でももっとカッコイイのは、ここ!
はしもと
なんなの、このセンス!
六角形が連なる個性的な看板。黄×黒というのが、一瞬だけ阪神を思い起こさせはしたけども。
そして、素敵なのは外観だけでなく中も!
カボチャみたいなオレンジのペンダントライト。
まるで70年代の純喫茶だ。
最高に痺れたのが、Excellent Wearの看板(?)
今更ながら看板の定義が分かっていない。看板とはなんでしょう?
こんなの見たことない。気分が盛り上がってしまい、思わず勢いで「写真を撮らせてもらってもいいですか?」と聞いてしまった。珍しく純喫茶以外で聞いてしまった。
こちらは他と比べると大人し目だが、傘屋と手芸店ということで掲載(少なくなってるので)。
この手芸店の隣にわき道があり、呑龍飲食店街というゲートが別に設置されていた。
呑龍はなんて読むんだろう? どんりゅう? のみりゅう?
呑龍仲町
並んでいるのはスナックや小料理店ばかり。
上にすみ子、ニューすみ子の看板が並んでいたが、こちらは「すみこ」。
ここに入るのは相当ハートが強くないと無理だな…。一見はお断りな雰囲気。
てっきり弁天通の一部だと思っていたが、この追いやられっぷりだと別扱いにも見える。
再度弁天通りに戻る。端っこにポンチがある。
改めてこうやって眺めると本当に素敵。
↓↓↓ここからは≪番外編≫
自転車があると行動範囲が広がる。純喫茶を探しに行く途中で、こんなのと出会った。
このロゴは! たしか和歌山でも見かけたことがある。
キャバレーチェーン・ロンドンだった。もう営業してはいないはずだけれども、キャバレーという響きだけでなんだかドキドキする。
↓↓↓そしてここからは超々≪番外編≫
この3連休に、遊廓専門書店「カストリ書房」と、「連れ込み宿見学会&純喫茶家具販売」が開催されてます(主催:村田商會主さん)。2夜続けてのトークイベント『消えゆく純喫茶を求めて』も有。今夜9日が最終日。
これまでにない個性的なトークなんだろうと、勝手にドキドキワクワクしながら想像しております。すでにこのイベントのチケットは完売してますが、きっと次回もあるんでしょうね。
⇒イベントの詳細は村田商會さんのサイトにてご覧ください。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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