今治純喫茶巡りも残すところあと2軒。
その前に駅前の寂れた一画をレポせねば。
これは駅から直に見える風景。
壁が取れちゃってる? まるで台風でも直撃した後の姿だ。
いや違ってたらいいけど、もしこれが本当だったら例えにならなくてそれ自体が不謹慎になる(^_^;)。本当に台風か竜巻かで飛ばされたんじゃないかしら。だってこんな状態になるには相当な何かがないとあり得ないもの。保護してたとおぼしきブルーシートも支えを失い、無残にだらんと垂れ下がっていた。
しかしその陰ではこんな素敵な御姿が拝める。
その名もみかわや。
サザエさんの三河屋さんのサブちゃんを想像しちゃうけど、ここはそんな日曜日の夕方のお茶の間に出てくるような健全でほのぼのファミリー系なものではないことは明らか。
じゃ、これって何なの?って聞かれても、そんな事私が知るわけがない。元赤線だとかカフェー建築とか、そういうのじゃないかしら?(適当)
この手の自治体が積極的に詳細を明かしたがらないような物件に関しては、DEEP案内に投げてしまうのが正しい。以下記事のリンク。
⇒今治駅前の赤線跡 (愛媛県今治市) - 新日本DEEP案内
こちらを見ると、当時はこの「みかわや」一帯は、かなり危うかったものの原型を保っていた。しかも凄く渋くてイイ…(ああ遅かった)。いつからこうなっちゃったんだろう?
左側が崩落し、右側だけが残っている。片足だけでかろうじて立っている綱渡り状態。建物自体の自然崩壊が先か、取り壊しが先か、いずれにせよ先は長くなさそう。
わき道にそれると…
煤けた窓ガラスから飲食店らしき暖簾。「明」の字だけ読み取れる。
突き当りには祠。御殿場のスナック街もだけど、なぜかこういう場所にはお約束のように祠がある。
曲がるとその先には、怪しげなスナックがあったり。
「洋酒・喫茶 碧空」
壁といい、タイルといい、庇といい、看板といい、麗しき場末ぶりにウットリ。こちらは現役。
今治着いてからすぐに来たので、営業時間前で閉まっていた。こちらは夕方改めて訪問する予定。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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