【新潟】喫茶 カンポス

とにかく遠い。

喫茶 カンポス」のある東区中山までは、東京都心なら地下鉄3駅分はありそうな勢いだが、自転車があるので果敢に挑んだ。ところが地図を見誤り方向を間違えてしまい、1時間もかかってしまった。

新潟・カンポス1

喫茶 カンポス

新潟県新潟市東区中山5-21-10

さすがにぶっつけ本番では恐ろしいので、お店には事前に電話で営業確認している。

「今日は何時から営業してますか?」

「…そうですね。今日は運動会なのでマスターが来るのが10時半位になると思います」

運動会? お孫さんの運動会の応援にでも行くのかしら?

道に迷って1時間かかったのはすでに述べているが、それは土地勘がなく道を知らないことにも原因がある。踏切がどこにもない! 線路がすぐ目の前に見えてるのに、渡れないっっ! どういうこと!?  ひいいいーー! 新潟の人って踏切渡ることないのかしら?

ひたすら線路沿いに何度も行ったり来たりして抜け道を必死で探したけど、本当に苦労した><

新潟・カンポス2

はああ…。なんとか近くまで来れたけど、完全住宅街。本当にこんな所に喫茶店が?

「キャーー!」「ヒュー!」「ワーー!」「ドンドン」などと賑やかな歓声が聞こえてきた。

新潟・カンポス3

近くに小学校があり、運動会の最中だった。

もしかしてこれが電話で言ってた運動会?

新潟・カンポス4

お洒落工房 CANPOS」という洋品店の隣、モスグリーンの庇の店が「喫茶 カンポス」。

新潟・カンポス5 新潟・カンポス6

庇がいっぱいあって楽しい。

新潟・カンポス7

TOP COFFEEというコーヒー卸の名前の入った看板。

もうここまで来れただけで満足。素敵かどうかは二の次(?)。入れさえすれば…と入店。

うわっ! メッチャ混んでる!

お昼前だからタイミング悪かったのもあるけど、完全に運動会の影響。明らかに小学校の生徒の両親もしくは祖父母といった雰囲気。なんていうバッド・タイミング。

それでも嬉しいことにお店の人の好意で、4人掛けテーブルへ案内してくれた。

新潟・カンポス8

この混雑時に店内写真を撮るのは不適切かもしれない。でもここまで苦労したし、なんとか隙を見て写真を撮った。

新潟・カンポス9

全体的には茶系のオーソドックスなタイプで、奥にはカウンターもあり、常連のお客さんはそちらに通されていた。私は明らかに一見だったので、気を使って居心地の良い広い席にしてくれたみたい。ありがとうございます。

壁には、漢字で「愛」一文字の額も飾ってあった。こういうのホストクラブにありそう(行ったことないけど)。

新潟・カンポス10

メニュー表と一緒に出されたおしぼりは純な紫のトレイに乗って登場。

店名を冠したカンポスランチ(650円)を注文したが、他のお客さんも皆これを注文していた。お店の人に「時間かかるかもしれませんが」とあらかじめお断りがあった。まあ、ここまでお客さんが集中したら仕方ないよね。地道に待つ。

う~~ん、でも待つとは言われてたけど、本当に時間がかかってた。20分以上は軽く待ったかな…。

新潟・カンポス11

カンポスランチ。

あれ、なんかモーニングセットみたいなビジュアル。トーストとサラダ、リンゴ、オムレツ、あとコロッケだったかな? 飲み物はアイスティー。

ランチにしてはボリュームは少ない(^_^;)? とりあえずは空腹をしのげたけど、すぐにお腹が減ってしまいそう。

この後もどんどん次から次へとお客さんが入店。席がなく帰ってしまう方も何組かいた。それでもお客さん同士顔見知りの方も多く、中には自ら相席を申し出るお客さんもいた。

こんな状況でもマッチを探してくれた店員さんには感謝。「今日はこんな感じで本当に申し訳ありません」と謝りながら、庇と同じ木のイラストが入った素敵なマッチを手渡してくれた。

新潟・山小屋

こちらも気になる。隣の味わい深い焼き鳥店「山小屋」。中はすでに空っぽだった。


利用金額

  • カンポスランチ 650円
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コメント

たきじん

No title
連日、新潟市の喫茶店を取り上げてくださいましてありがとうございます。自転車で大変だったと思います。線路を超えるには坂の長い跨線橋か、狭くて危ない感じの線路下のトンネルしか無いんですよね。こちらの店は本当にキビキビしたベテランマスターが気持ち良い素敵なお店です。

エムケイ

>たきじんさん
2014年に新潟市を訪れたとき、また行かねばと思ってました。
自転車は大変でしたが、道を知る良い機会になりました。

>線路を超えるには坂の長い跨線橋か、狭くて危ない感じの線路下のトンネルしか無いんですよね。

多分、私が通ったのは後者の狭くて危ない感じの線路下のトンネルです。自転車でギリギリという高さでした。座高の高い人は頭ぶつけるかも?

キビキビしたマスターなのですね。
なにしろ混んでて、マスターはずっとカウンターの中に入ったままで姿を遠くから見ただけでした。
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エムケイ

ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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