純喫茶リリーの後も同じく山科の純喫茶。
最寄り駅は椥辻(なぎつじ)。丸窓がモダンな雰囲気漂わす「Tea & Rice マリ亞ンヌ」。雨も降ってて風も吹く中なんとか撮れた1枚だけど、良い写真でしょう?
京都府京都市山科区椥辻池尻町32-4
嘘つけ~~! と言われるに違いないが、純喫茶リリーは京都に行ったらいつか行こうとかなり前からチェックしていた店で、こちらは最初から予定に組み込まれていたが、このマリ亞ンヌはその存在を直前に知った。
店名が一文字だけ漢字というのがツボ。マリアンヌじゃなくてマリ亞ンヌ。
亞にこだわりがありそう。よく見るとこの字、左右対称。
あと店名の頭に付いてるTea & Rice コーヒーはどこ行っちゃったの? なんでライス? ご飯推し? とかいろいろ考えちゃうけど、メニューを見る限りお米の産地にこだわりがあるわけでもなし、何のためのライスなのかイマイチ分からなかった。
それよりモーニングが充実し過ぎでしょう!
しかも終日注文可で6種類もある。
謎なのはマーク。レギュラーとスーパーの間にはマークⅠ(ワン)、マークⅡ(ツー)、マークⅢ(スリー)、マークⅤ(ファイブ)を挟んでいる。
Ⅳフォーがないのは四(死)をイメージさせるからなのね、きっと。
もしかして車のマークⅡが由来だったりするのかしら?
あとさりげなく記載されている、「ネルドリップコーヒーがつきます」。コーヒーも本格的じゃないの! 普通にCoffee & teaで良かったのにと思うけど……。
個性的な外観や内装を楽しむことが純喫茶巡りのメインなのに、この店の場合メニューに突っ込みを入れる方が楽しかった。
遠征時はビタミンを積極的に摂らないとね、ということで注文したのはゆず茶。
「お好みで足してください」と小皿にゆず茶の素(?)を置いていったが、ハート型というのがキャッ!という感じ。
さりげなく左下に見える「心のオアシス」は伝票。こういうオリジナルのキャッチコピーにも痺れる。
ひっくり返してみる。
とてもお客さんから愛されている店でお客さんで席は埋まっており、それをかいくぐって撮れた写真を紹介してこの記事を締めくくる。
店名や外観の印象からすると、ゴスロリの聖地みたいな耽美乙女系かと思っていたが、意外にカジュアルな雰囲気。
老若男女様々なお客さんで賑わい、一見客に対する排他感は一切ない、明るい店だった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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