【駒沢大学】いつまでたっても入れない純喫茶２選

…なーんて。

怨念などという感情は一時的なもの。今となってはどうでもよくなっている。単純かもしれないが、出だしの文章を書いたら、それだけでスッキリしてしまった。デトックス効果？　しかし、せっかく書き始めたものを引っ込めてしまっては、またもやマイナスの感情が再燃するやもしれぬ。

後の糧にするため、自分のための備忘録として、こちらに記録しておきたい。

「APOLLO（アポロ）」　遠くからも目立つ存在感のある庇に引き寄せられた。

もう３回くらい行ったかな。毎回土曜日に行ったが、いずれも準備中。一度はお昼時の絶対開いてるに違いない時間を選んだのに…。

しかし、全てが無駄かといえばそんなこともなくて。

たしか隣だったかな？　一際レトロ度高い老舗のパン屋があったので入ってみる。店内もレトロなライトが素敵でときめく、純パン物件との素敵な出会い。

パン１個と鉄腕アトムクッキーを買った。

「Syogetsu pan」　スタイリッシュかつレトロモダンな文字がカッコイイ。

もう１軒は駅から見ると芝生やアポロとは逆方面で、またしても歩く。

次の店は“いつまでたっても入れない”というよりは、“永遠に入れない”の方が正しい。

「カフェ・ド・ラ・メール」というオシャレな店名の喫茶店。

ラ・メールというのは、たしかフランス語で海という意味じゃなかったかな？　どんな店だろうワクワクと近付くとシャッターがおりていた。

閉店の貼り紙だった。

文字が薄くて読み取りにくいので、書きだしておく。

【閉店のお知らせ】
ご挨拶をしてから閉店をしたいと思っていましたが、高齢のため、やむなく閉店することになりました。35年3ヶ月、地元で親しまれ営業してまいりました。長い間、ありがとうございました。

お客様各位
2016年5月８日

一度も訪問できなかったが、このお知らせの文章から、店主のお人柄が伝わってきた。来てくれたお客さんに申し訳ない、今まで有難うという感謝の現れ。

ならば私もその思いに応えよう。

一度も入ってはいないが、すっかり無くなってしまう前に、ここに「ラ・メール」という喫茶店が存在していたその証をこのブログに残しておこう。

実際に訪問した方のレポートは下記の関連リンクにて参照のこと。