【船橋】コーヒー＆フード　サウサリート（SAUSALITO）

外観だけで決めつけようなどとはおこがましい。入ってみないと分からないのが純喫茶。

ウッディーな明るめ茶系。天井の大きなキューブ型ライトが華を添えている。

そこそこ広く、そこそこ天井が高く、適度にパーテーションで仕切られてて、完全な四角形じゃないのが良い。

写真ではさほどフォトジェニックではなくて、実物の方が良いタイプ。人間でもいるでしょ？　写真映りはパッとしないのに、実物は美人オーラを醸し出している人が。そんな感じ。

椅子などは典型的。外から見ると普通にしか見えなかったが、実物は上質なしっかりしたもの。背もたれの程よい傾斜が座り心地良さそう（私は壁際のソファに座ったので見た目からの想像）。

どうも褒めてるのかけなしてるのか分かりにくい表現になってしまったが、私にとっては褒め言葉。

入ると、客席に座っていた男性が立ちあがった。マスターだった。

暇な時間はこうやってお客と同化しているらしい（笑）。このユルい感じ、割と好き。

本当は窓際の角席が良かったのだが、先客（若い男子2人組）が座っていた。

ソフトブレンド（350円）

値段はとても安いが、注文を受けてから淹れてるようだった。サイフォンなのかな？　少し薄い気もしたが、スッキリして飲みやすい。

カウンターの前に「meito」とレトロな文字の入った冷蔵庫が置いてあった。

BGMはラジオ。

コーヒーを出すと、マスターはまたさっきの席に戻ってお客と同化。さりげなく気配を消すのは天然なのか意図したものか。いいな～この良い意味でお客をほったらかしてくれる感じ。

妙に居心地が良く、本来の意味で正しい喫茶店。

実は最近、マッチの撮影はもっぱら純喫茶店内で行っている。どうも家だと雰囲気が出ず、億劫なのである。この日もそうで、マッチ学会棒年会の記事を書くために、テーブルに頂き物（マッチ等）を広げてじっくり撮影した。

サウサリの４文字の右ラインがJで揃っているのは、こだわり？