多分10年ぶり。
世田谷区の中町商店街にあるケーキ屋「ルモンド」に併設する喫茶室を再訪問。
東京都世田谷区中町5-21-9
ここは陸の孤島と呼んでいいかも。用賀からも上野毛からも離れている。
一回目は世田谷美術館に行った後、喫茶店を探してうろついても全然めぼしいところがなく、とうとう用賀駅を超えて、坂を歩いてうーーーんと歩いていたら小さなケーキ屋さんがあり、喫茶店の看板を見付け入った。
あの退屈さを2度と味わいたくないので、今回は上野毛からアクセス。
うーん(-_-;)。遠いのはどちらも一緒かも……。
なぜ、わざわざ再訪問したのかというと、
お目当てがあるから。
そのお目当てとは……
たぬきケーキ!
いまや絶滅危惧種の昭和のスイーツ。
たぬきケーキを置いてる店は年々減少しており、その数は純喫茶以上に少ない。たぬきケーキ目当てで遠征はできないけども、せめて東京近郊は制覇したい。しかしイートインできる店が少ないのがネック。テイクアウトだと、目が取れたり、顔が歪んでしまいがちなので、顔が命のたぬきケーキはその場で食べたい。
こちらは、たぬきケーキを完全体で食せる貴重な喫茶室である。
お店によって「たぬき」だったり「たぬきさん」だったり呼び名は様々だけど、こちらは可愛らしく「タヌキちゃん」。
伝票も「ちゃん」付け!
たぬきちゃんの中身はスポンジケーキ。
「たぬきケーキがあるなんて珍しいですね」とママさんに言うと、「そうね。美味しいかどうかは別として」という返事。
たしかに(笑)!
コーヒー。
今見ると季節外れ感半端ないな(-_-;)。
クリスマス前に訪問。
お目当てはたぬきケーキだが、店内も素敵で可愛いので紹介。
子供向けのファンシーな壁。
オレンジと白の椅子が交互に並ぶ光景はパーラーっぽい。水色と白の縞々の座布団とも合ってる。
天井はアール? ペンダントライトもスペーシーだし、改めて見返すと、純喫茶的な見どころもたっぷり。
「今日は特に寒いねえ。雪が降るのかな?」
常連のお客さんとママさんが世間話をしている。距離が近いので話は筒抜け。
商店街についても話していた。用賀なんかは大きいから補助金がでるけど、この中町は小さいから出なくて大変だとか。
ところで、店名のルモンド。ひょっとするとル.モンドが正式なのだろうか? 今更だけど。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
みこと
2019/01/24 URL 編集
エムケイ
でも10年位前行った頃は、都内も呼吸が止まるレベルがゴロゴロあったので、当時はそこまで良いと思ってませんでした。
今となると、ハイレベル!
たぬきケーキは私が入ったときで、ショーケースに2個。
私が食べて残り1個になってしまったので、元からそんなに数ないのかもしれないですね。
2019/01/25 URL 編集