京都の喫茶店は、珠玉がデフォルトに違いない。
頑ななまでの他に流されないぞアピール、頑ななまでのマイナー地域志向ゆえ、京都はひたすら後回しにしていた。でもいざ観念し訪問すると凄い。
超有名店「喫茶 ソワレ」。こちらも素敵。
京都府京都市下京区西木屋町通四条上る真町95
本当は2016年に京都で純喫茶巡りをしたときに入る予定だった。
以前は夜10時とか11時まで営業しているイメージだったので、あちこち回った後に夜7時頃入ったら、「ラストオーダーは終わりました」と冷たい対応。気取った店? あまり良い印象を抱いていなかった。
しかし色んな方から、「それでもソワレは別格」と推されてたのもあり、今年1月にやっとのこと念願(?)の初訪問を果たしたのだった。
ところがいざ入店しようとしたら、
本日のゼリーは完売しました
ああああ! 売り切れリスク考慮してなかった><
1階も素敵だったけど2階へ。
素敵としか言いようがない。
世界観が確立され、圧倒される。これまで沢山の写真を見ているし、分かってはいたけども、いざ実物を目にするとやはり凄い。
青い光の幻想的なムード。嗚呼。
さすがの人気店。ほぼ満席で、少し待たされてから席に案内されたが、ここって特等席では? 窓際の奥の端っこ。全体が眺められるし、すっぽり篭れて落ち着くし、ちらっとだけ窓から外も見れる。
そしてロマンティックな葡萄のライト。
幻想的な色合いがどことなくゼリーポンチを彷彿とさせる。この美しい葡萄ライトを眺めてれば、気分はゼリーポンチ。
冬期限定ぜんざいを。
さすがはロマンティックソワレ。ぜんざいもただのぜんざいじゃなくて、丸い白玉と★型のミルクゼリー、カラースプレイみたいなカラフルな粒々(あられ?)も浮かんでる。
正直言うと、値段のわりに味は超普通。でも本当に美味しいぜんざいを食べたかったら甘味処に行けばいいだけだし、無問題。ここではひたすら素敵、うっとりと幻想的な世界に浸る。それだけで充分。
伝票見ても単なる記号の処理みたいで、なんだか分からなかった。
2016年に撮影した東郷青児の絵の入った看板。今回は見当たらなかった。外してしまったのだろうか?
次こそはゼリーポンチ。今度はなくならないよう早い時間に来よう。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
盆町子
拙ブログにて、エムケイさんのブログをさらっと短くですがご紹介させて頂きました。ご連絡が後になりまして、申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。
m(_ _)m
https://blogs.yahoo.co.jp/bonmachiko2016/36661530.html
2018/06/07 URL 編集
エムケイ
ブログ拝見しました。
当ブログをご紹介いただきありがとうございます。
これからも精進しますので、どうぞよろしくお願いします。
2018/06/08 URL 編集