タオル日本一の町今治にいざ参上。
気持ちはすでに大本命の純喫茶にあるけども、すぐにでも駆け付けたいけども、まずはもしやの閉店疑惑のあった「喫茶&レスト ミラノ」から。おそるおそる様子を見にいくと…なんと!
何事もなく普通に営業してた。
愛媛県今治市北宝来町1-2-17
閉店
やってると思ってたのに来てみたら閉店というのが圧倒的なので、今回はまさかの逆パターン。思わず店の前で歓喜!
端っこがぺろんとめくれたような、この字が素晴らしい。
キャーーーーーな勢いで入店。
愛媛ローカル№1を目指している進和コーヒーの店。この後もずーーーっとこの名前ばかり見る。
素晴らしい。客席は1階と2階に分かれていて、1階もなかなか良さそうだったけど、2階へGO。
あれれ、ここって生温い?
どうやらエアコンがついてなかったみたいで、外とたいして変わらない。素敵な店だけに惜しい!
実のところ、この店に限ったことでなく、これは夏場の純喫茶巡りには付き物のあるある。純喫茶店主は高齢の方が多く、エアコンが苦手で極力使いたがらない。一日中キンキンに冷えた店内で過ごすのもキツイのかもしれない。後は単にエアコンが古すぎて効かないパターンも(^_^;)。冷房が効いてるか効いてないか、実際に入ってみないと分からず、ある意味賭けになる。万一賭けに負けてしまった場合は、「心頭を滅却すれば火もまた涼し」という言葉を念じながらやり過ごすしかないのである。
とはいえ暑いものは暑い。涼しくはない。素敵なので名残惜しいがここは早めに出ようかと覚悟していると、席につくなりエアコンが作動する気配が。助かった~~~!
徐々に涼しくなり帰り際には過ごしやすくなった。
では、そろそろ続きを。
基本の赤いゴブラン織りの椅子は1・2階共通。
ボックスタイプのパーテーションには純喫茶お得意の造花。
嬉しいのは吹き抜けになっていること。
良い眺め。見下ろしている時間だけは、この店の支配者なのである。
窓辺がとても美しい。オレンジと緑が交互に並ぶ、ミラノの象徴とも言える風景。
そして忘れていけないのはこちら。
店主による作品の数々。ミラノの棒の素材はリコーダーだろうか? 手作り感にニヤリとしてしまうゆるさもあった。
ゆるキャラっぽいイラストも。
扉が観音開きで開く手作りメニュー。
喫茶遠征の恒例で、起床から7時間経ってるのに朝から水しか飲んでない状態なので、結構な空腹具合であったが、この後のことを考えグッとこらえてトマトジュース(コアラのマーチ付き)。
同行者には「えっ? トマトジュースでいいの?」と詰め寄られた。ハッ? なんで?? みかんの産地・愛媛県だからオレンジジュースの方がいいんじゃないかとのこと。とはいえ、そのオレンジジュースも全然みかんの味はしなかったらしい。だよね? もしそうだったら、絶対メニューでそう書くはずだもんね。
帰り際になって、階段の陰に隠れ家っぽい空間があり、そこにも席があることに気付いた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
-
2022/08/20 URL 編集
エムケイ
グーグルと食べログで見てみたのですが、ミラノの面影が結構残ってますね。
2階もしっかり席がありますし、外観には「喫茶ミラノ」の名前も…
2022/08/21 URL 編集