高円寺の商店街はどこも人通りが多いが、窮屈さは感じない。かねてより気になっていた高円寺北口の商店街にある「珈琲専科 琥珀」に入ってみることにした。王道でコンサバなネーミングセンスが素敵。人ごみの中であろうと遠くからであろうと、喫茶店だと判別できる。
東京都杉並区高円寺北2-38-16-201 (JR高円寺駅北口/庚申通り)
※2011年7月上旬、のぞいてみたところ、閉店の片付けをしていました。
ただ、こちらの看板。「手創りコーヒー」の表記はそれほど王道ではない気がします。自家焙煎とは違うのでしょうか? どこからどこまで手創りなのかが気になるところです。
「木曜日定休日 珈琲専科琥珀」はコーヒーの種類が豊富。多いのは良いことだ。
同じビル2階のライブハウスと一瞬迷いますが、無事店内へ。
コーヒー豆だけでなく、コーヒーカップまで豊富。壁沿いにズラーーと色とりどりのカップが下がってます。
私が座ったテーブルのすぐ脇にもカップ。カウンター内にもかなりの数あったし…。大地震がこないことを祈ります(><)。
初めて入ったのは日曜午後。思ったよりも広い店内はメッチャ人で賑わってました。客層の中心は年配の男性。喫煙率高し、新聞オープン率高し。(勝手に競馬新聞だと思い込んでます) 若干の「錦糸町style」。
私自身タバコも吸わなければ競馬もやりませんが、「喫煙可」「競馬中継あり」な喫茶店が結構好きだったりします。だって、心置きなく長居できそうだし、いくらでも気を抜いて寛げそうだから。
実を言うと、私が入ったときお店の人が留守にしてて、5分位してからマスターが戻ってきました。こういいう大らかな雰囲気も好きです。
結局はいつも通りブレンドコーヒーを頼んでしまう。もっとコーヒー豆にこだわりを持つ女になりたい。
すっかりこの店が気に入ってしまい、モーニングサービス目当てで後日再訪問。午前中を真に受けて正午間際に入店~ でも大丈夫でした。
ここ最近極上モーニングをいただく機会が多く、そのせいもあってトーストが…。うん。贅沢ばっかり言ってはいけませんね。
そういえば2回の訪問で2回とも、同じお客さんが窓際の同じ席に座ってるのを見た。 年配の男性で、ひたすら黙々と新聞を読んでる方。 テーブルに新聞・書籍を平積みにし、「ワシは高円寺なら何でも知っとる」といった高円寺の主(ぬし)的なオーラを身にまとっていた。 もし次行ったときこの席が空いてたとしても、別の席にした方がよさそうだ。
お会計のとき奥を見ると、このエリアには珍しくゲーム機のテーブルが1台が見えた。年配の男性がゲームに熱中していた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
ピカリング
2011/01/21 URL 編集
エムケイ
高円寺はそうですね、駆け出しのミュージシャンが多く住んでますし、独特の雑多な雰囲気が魅力です。喫茶店も多いように思えます。古くからの店も、常連さんが多くても当たり前のように若い方も同居してます。
競馬新聞のオヤジさん…。
錦糸町はいかにもですが、高円寺にもそういうお客さんは喫茶店を愛するようで…。高円寺という土地柄か、意外と全然競馬と縁がなさそうなお客さんも普通に入ってて面白かったです。この琥珀さんにも普通に若いカップルがデートで入ってきたり、ご近所の主婦の団体さんが入ってきて違和感なく溶け込んでました。土地柄ってあるかもしれませんね。
ネルケンさんはそばに古着屋さんありましたね!
2011/01/23 URL 編集