ひとつだけ言わせて欲しい。
南林間、中央林間、東林間。その違いは何? どれがどれだか分かんないんだけど! いまだに頭がこんがらかっているが、今回紹介するのは東林間「洋菓子・喫茶 アマンデン」の明るいお2階喫茶室。
神奈川県相模原市南区東林間4-8-1
東林間、東林間、東林間。うっかり南林間と間違えないように何度も呪文のように唱えながら、東林間で下車。道挟んで線路沿いにある。
よき看板。フォントが素敵。特にアとマ。
不死鳥みたいな鳥のエンブレムが入っている。
季節感なくてごめんなさい。訪れたのは昨年夏。
1階が洋菓子の販売スペースで2階が喫茶室。高低差のあるペンダントライトと、トリコロールのマス目ステンドグラスが素敵。
すごーい! 渋め、乙女系、プチゴージャス。
適度に寂れた感と重厚感もあって、併設というより喫茶単独として素晴らしい。
節電なのかな? 存在感のある大きな粒状糸シャンデリア。電気がついてたらもっといいのに。
そこそこの広さもあり、地域問題について討論するグループ客もいた。
駅前喫茶は、電車待ちや待ち合わせに便が良い。
それだけでも充分魅力的だが、眺めの良い喫茶が多い。パチンコ屋の2階にあるランドマーク的存在の大箱純喫茶はその典型。窓が大きく開けており、駅前ロータリーを見下ろし通行人を観察したり、電車が入ってくるのを眺めたり。ときにはホームで電車待ちしてる人と目が合うことも。読書などで時間潰しせずとも、ぼんやりと時が過ぎていく。田舎のフードコートとかでかかっている、安っぽいJ-POPのインストなどを流している店もあってしょっぱい気分にもなるが、それはそれで悪くない。う~~ん、こんな事書いてると、急に飯田橋の白ゆりが思いだされる。惜しくも閉店してしまったが、とても好きな純喫茶だった。そういえば北千住のサンローゼも3月28日で閉店してしまう。こういう存在感のある純喫茶がなくなると、駅そのものの魅力はガタ落ちする。最近はおかしな路線に進んでしまいなくなってしまったが、純喫茶を好きになりかけの頃は無駄にだらだらと、ある意味純粋に贅沢な時間を過ごしていたのだった。今でもあの頃に戻ることはできるのだろうか。まだ間に合うか? 手遅れだろうな…。
ああ一人語りが長くなりすぎた。このへんで駅前喫茶考は終了。
こちらアマンデンの喫茶室は駅から少し歩くが、線路沿いにあるので駅前喫茶のくくりに入れてもよいだろう。大きな窓からは電車が走るのが間近に見える。
ミートパイセットを注文。
鉄板にのって熱々の状態で出てきた。頼んでおいて今更だが、パイって食べるの難しい。フォークで切るとボロボロになってしまい、綺麗に食べられなかった。
必見!超絶レトロな案内板。ファンシーなイラストに悶絶必死。
後から「じゅんじゅん会公式写真集」を見直したら、マッチの写真が載ってた。またも勝手な自己判断でマッチがないと決めつけ確認しなかったYO。東林間にはもう1軒気になる喫茶店があったが休みだったので、曜日を改めて再訪問しよう。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
あかりのママ
アマンデン、お店から電車を眺められるのがいいデスね。
ミートパイも他では食べられないメニューです。いいな。
2017/02/22 URL 編集
エムケイ
席数は多いけど、時間帯によっては満席の可能性もあるので、確実に入るのなら朝がお勧めです。
アマンデンは窓から電車がよく見えます。
電車好きでなくとも、見てるのはとても楽しいです。
ミートパイはちょっと珍しいですよね。
2017/02/24 URL 編集