毎日モヤモヤと燻っている貴方へ。
残り少ない夏の思い出作りに、
『純喫茶旅苑と超絶レトロな月江寺の散策』はいかがだろうか?
東京からの日帰りでも充分深い満足の得られる鉄板ルートで、私の昨年夏の大ヒットでもある。
昨年7月、月江寺散策の後、都留文科大学前~谷村町~都留市を徒歩で回った。旅苑についてはすでに報告済だが、強力プッシュするからには、その前後に訪れた喫茶店についても遅ればせながら報告したい。まずは都留文科大学前にある自家焙煎珈琲の店「バンカム・ツル」から。
山梨県都留市上谷1571-4
場所は駅名にもなっている都留文科大学校舎の前という立地。
建物はすぐ見つかったが、入口が分かりにくく、最初は外階段を上り2階の食堂に行ってしまった。
あまりにも喫茶らしくない佇まいでうっかり見過ごしてしまったが、外階段の横、1階にある。
コーヒーの香りが染みついた、こじんまりした茶系の空間。装飾は控えめで壁にかかった大きな絵が唯一それらしいものだった。
あまりにも無防備に客席のそばに焙煎機が置いてあった。
先客はなくカウンターにはマダムがおひとり。
マイルドブレンド
野いちごのクリームチーズ
セット価格で50円引き。コーヒーはネルドリップで淹れているらしい。
量は少なめだが、癖がなく飲みやすい。それと印象的なのは温度。ぬるい。以前表参道の大坊珈琲店でコーヒーを飲んだときに感じたくらいぬるい。
専門的なことは分からないが、冬の寒い日なら手をカップで温めたりできるので熱々の方が嬉しいが、暑い時期ならぬるい方がコーヒーをじっくり味わえて良いなと思った。舌を火傷しないし。
しばらくしてマスターがどこからともなく現れた。喫茶店のマスターというより、コーヒーに生きる方。コーヒーに命を捧げているとまで言っても大げさではないと思う。かなり色んな店でコーヒーの飲み歩きをしたのだという。
業界紙を見せてくれ、コーヒーをさらに一杯ご馳走してくれた。私が喫茶店巡りをしていると話すと、これまで飲んだ店でどこが一番美味しかったか? うちのコーヒーの味はどうだったか? 色々聞かれた。
ただ残念なことに私は純喫茶マニアであっても、コーヒーマニアではない。コーヒーの味で店を記憶することは少なく、純喫茶の雰囲気込みでコーヒーを味わうので、いくつか私が美味しいと思う純喫茶名を挙げたが、どうもマスターは物足りなさそうだった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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