藤沢レトロとして「古久家」も紹介しておきたい。
藤沢駅南口ダイヤモンドビルの地下にある中華の店である。前回、前々回と純喫茶以外の記事をお届けし、純喫茶を出せー!といった声もちらほら。だが待ってほしい。
ここは中華は中華でも、内装は純喫茶顔負けなのだから。
神奈川県藤沢市南藤沢2-1-3 ダイヤモンドビル地下1階
古久家
この矢印のギラつき具合が昭和と言える。
古いビル特有のやや陰鬱な階段を下りると、その先はどこかのマーケットのような雰囲気だった。
目の前がセトモノ屋。ギラギラの看板にワクワクしてきた。
中を覗けばライトがカラフルな原色。嗚呼!
ところが問題が1つ。玉屋食堂の後だったので、ちっともお腹が空いていなかった。ここは中華の店。純喫茶みたくお腹いっぱいでもとりあえずお茶というわけにもいかない。で、街を散策してお腹を減らそう作戦も試みたが、暑すぎて断念。季節が悪すぎる。
また来れないこともないが、うーーん、やっぱり今入りたい。
そこで無理を承知で店員さんに「飲み物だけでも可」か訊いてみると、「ちょっと聞いてきます」と責任者のような方に確認しに行った。ダメかもしれない(←いや、普通に考えてダメだろう)。諦めかけていたところ、「大丈夫です」とのお返事。
ありがとうございます!
入口のレジでお会計をしてから席につく。
文句ないでしょ?
純喫茶マニアをもうならせる照明センス。ペンダントライトと壁のライトはピンクと黄色。ピンクなんて純喫茶でも滅多にお目にかかれないもんね。
あとは天井。大きな半円の赤、緑、赤、緑。むき出しの原色。この辺は香港か台湾の雰囲気。どちらの国にも行ったことないが。もし純喫茶があったら、こんな感じだったりして?とか思った。
コーラで乾杯!
汗をかいたし喉が渇いていたので、アッというまに飲み干してしまった。
喫茶ではないので、間がもたなくなった。
この辺が中華の店の弱点でもある。
(そもそもが飲み物のみで入店という時点で前提が間違っているが)
さらに駅前立地とランチタイムという好条件がWで重なり、次から次へとお客さんが入店。とても粘れる雰囲気ではなかったので、早めに退散することに。
嗚呼、いつかここでじっくりとビールを飲みながらラーメンと餃子を食べたい。とりあえずは灯の復活待ちになるかな。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
kaijyun
2015/08/07 URL 編集
エムケイ
結構前から貼ってあるみたいです。
2015/08/07 URL 編集