【岡山】画廊喫茶 くる実

くる実のくの字に強いこだわりがありそう。

夕方だったためか他にお客さんはいなかった。カウンターにはママ1人。

テーブルには小さな花を生けた花瓶、ケース入りのライター、灰皿がデフォ。

壁には画廊喫茶らしく絵画が飾られている。奥のドアの「２F　アトリエ」が気になった。

画廊喫茶とはいえ、コーヒーにも自信があるらしく、「コーヒー豆・粉販売しております」の案内。

店内にはパーテーション代わりの観葉植物が置かれているが、その中にコーヒーの木もあった。

何を注文しようかメニューを見ていると、すかさずママからもコーヒーを勧められた。自信のほどがうかがわれる。できたらそうしたいところだが、この日は東口の「ロロ」にて濃いコーヒーをいただき、すでにカフェインは満タン。

ミックスジュースにした。

東京から「東京」に来たという話をママさんに話した。前日にも「純喫茶ラグリマ」の方が「閉店は残念」と言っていたが、こちらでも同じ話になった。岡山の名喫茶の閉店を惜しむ声はとても多い。

昨年暮れに亡くなった喫茶東京のオーナーと、亡くなったくる実のご主人はお付き合いもあったらしい。

BGMはラジオ。80年代？　90年代？　の洋楽が流れており、いい感じでまったりしていると、そろそろ閉店時間だと言われた。

最後に奉還町商店街を散策することにした。