とある日曜日。吉祥寺から西荻窪に向けて歩いていたときのこと。
あれれ? こんなところに珈琲店の看板。予想だにしなかった喫茶店との邂逅に、ぼけた私の頭が高速逆回転を始めた。
DANKE? ダンケ、ダンケ?
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-32-11 吉祥寺YKビル1F
※上野アメ横に移転
( ´ ▽ ` ) ははーん。これよこれこれ!
吉祥寺『ダンケ珈琲店(DANKE)』で みちみち幸せモーニング
じゅんじゅん会を目前に控えていたこの日。迫るXデーに向け、ブログをじっくり読み込んでいたところで、記憶に新しい。
予定外の出会いだが、これもまた運命。吸い寄せられるように入店。こじんまりした店内であり、客席はほぼ埋まっていた。
推しのバターブレンドコーヒーが激しく気になる。
どことは書かないが、とある純喫茶で一度だけバターコーヒーを飲んだことがあるが、油がゆらゆら浮いててバター臭く、飲み終えるのに苦心した経験がある。以来、バターコーヒーには手出しすまいと決めていたが、看板メニューでもあるダンケのバターブレンドコーヒー。もう一度だけ挑戦してみようか。
アイスコーヒーは切子グラスで出てくるが、
ホットはカウンター内にずらり並ぶ高級感溢れる美しいカップの中から選べるとのこと。なかなか目移りする。
迷いに迷い、花の絵の入ったチューリップ型のカップにした。
バターコーヒーのお味? まろやかで癖が一切なく美味しい。ただ、過去に一度懲りたバターであるが、敢えてのバターがどう生かされたのか?については分からなかった。もしかしたら、分からないところこそがプロの成せる業なのかもしれない。
まあ、いずれにせよ美味しかったのでホッとした。
そして、ケーゼクーヘン。カップとお揃いのお皿で登場。こちらもダンケの看板メニュー。「30年守り続けている味」だとのこと。
味は想像してたよりさっぱりしていた。当初、コメダのシロノワールのような甘々系をイメージしていたが、こちらは「チーズ風味のもちもちパン」といった感じ。見た目小さいが、お腹にずっしりきた。
そういえば、ダンケって、町田になかった? ケーゼクーヘンという独逸な響きには記憶あり。いつの間にか閉店していたが、あの幻のダンケではなかろうか。
調べてみたら、まさにあの町田ダンケの生まれ変わりだったのだ。
神戸で誕生した「一子相伝のバターブレンドコーヒー」、吉祥寺「ダンケ」で提供
上記記事を拝見する限り、町田店、厚木店を閉め、吉祥寺一本に専念すると書かれている。吉祥寺といえば、東京都下でも断トツに地価が高く、賃貸にしても結構お金かかりそう。おまけにカフェ、喫茶店共に多く、激戦地でもある。
あえて吉祥寺に絞るというのは、それなりに自信ありということか。
それなりのお値段するので日常使いは決してできないが、吉祥寺駅から近いし、遅くまで営業しているので、また来てもいいかも。
おまけ。ダンケを出て、西荻窪に行く途中、とんでもなくレトロ調な歯医者を見つけた。営業時間が外壁に直に書かれているというのが、ツボだった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
kaijyun
ぜひ、ぜひ、訪問(^^;)
2014/11/05 URL 編集
エムケイ
ダンケ2店あったのですか?おおお?
1店はまだ営業しているのですね。
そういえば、まだ厚木には行ったことありません。
ぜひ、ぜひ、訪問するべく時間を作ります。
2014/11/05 URL 編集
いちプロ
など音楽喫茶が多く 残念ながら 「バロック」「メグ」以外は
閉店した店が多く 「バロック」「メグ」のあるビルの向かいに
いかにもな純喫茶が あったのですが それも閉店
寂しくなりましたね。
北区関係のを読ませて いただきました。さすが、良い純喫茶
は制覇 されてますね。
「デアー」「ダンボ」「梅の木」よく知っておりますよ。(笑)
2014/11/06 URL 編集
エムケイ
日立の純喫茶ウィーンは本当に素晴らしいですよね。また行きたいと思います。
石岡のマツは以前土曜に行ったら「定休日」になっていました。
聞くところによると、平日営業になったみたいですね。
ハードルが高いですが、行けたらいいなぁ。
2014/11/07 URL 編集
エムケイ
北区の喫茶店は時間の都合上アップしてないところが結構あります。デアーは何度も行ってますが、提灯「八重子」に気付かなかったので、そのうちチェックしに行こうと思います。
2014/11/07 URL 編集