【上福岡】珈琲専門店 エーデル（閉店）

辺りの雰囲気はよろしくないかな……。パチンコ店とか風俗っぽい店とか、ごちゃごちゃ猥雑っぽいエリアを抜けたところにある。上福岡って…淀君とか(-_-;)。夜に一度歩いたけどガラの悪い人がうろついてて、行くなら日中がいいかも。

途中で見かけた古い電気店のシャッター。色褪せた可愛らしい坊や。

新しく綺麗目な白い雑居ビルに螺旋階段があって、その登り口に店名入りの食品サンプルケースが置いてある。

高級そうな貴族の絵柄のコーヒーカップ。

チョコレート・パッフェ、フルーツ・パッフェ。

おじさんが馬の背にコーヒーの袋を積む図。

くるくると螺旋階段を3階まで上り、エーデル入店。

店内は綺麗で上品。壁にはたくさんの絵が飾ってありギャラリーのような雰囲気。

最初は私の好みの路線とは違う、そう思った。でも、カウンターに立つ赤いセーターを着た品の良く邪気のないマスターの笑顔を見ていたら、ここもいいかなあ…なんて気に。

メインのエリアとは別になっている、入口の窓際の席に座った。

お店の人の目が行き届かないので(笑)。

夕方の西日。

「世界各国の珈琲を愉しみましょう」

見覚えのあるメニュー立てからメニューを手に取り広げると、

ストロングタイプ珈琲、ソフトタイプ珈琲

あまりそれっぽくないけど、ここはトーアコーヒーの店みたいね。

喫茶店巡りを長く続けると、コーヒー会社ごとの共通点を見つけて思わずニヤリとさせられる。今回のトーアは比較的メジャーだけど、マイナーなコーヒー会社だとニヤリ程度じゃない驚きがある（こちらについては後日別の記事で）。

ソフトタイプ珈琲。

コクがあってとても美味しい。そんなにソフトではなかった。

薔薇の絵の入った綺麗なカップとソーサ―。なんか見覚えがあると思ってたら、前回の「珈琲専門店グッチ」とよく似ている。どちらも同じふじみ野市だが、単なる偶然なのか、それとも何か関係があるのか。

エーデルの歴史についてメニューに記載有。

1973年～85年は別の店で営業、1985年から現在の店。新しく見えたが、古い店だった。

なんとなく雰囲気的にないだろうと思い聞かなかったが、マッチもあったらしい。偶然にも私と入れ違いに訪問した人から（30分以内の差！）、後日マッチをいただいた。そこに記載されてる住所は上福岡市上福岡1-10-2。市名が変わる前に作った古いマッチだった。