なぜ今、群馬?
これから書こうとしているのは、一昨年(2017年)秋の話だからだ。最近では前日に訪れた喫茶店すら思い出せない有様なのに、そんな昔のことを一体どれだけ書けるのだろうか? そして、それは楽しいのか? 特に後者は重要。時間が経つにつれ熱量が落ちると、文章も無難に小奇麗にまとめがちになるので、今更書いてもねえ、となる。しかし、どんなに退屈でつまらない記事になろうとも記録しておきたい気持ちがある以上、書くしかないのだ。メモを書き写すだけになってもいいじゃないか。人目を気にせず、とにかく書いてみよう。
まずは、この日1軒目に入った渋川駅前「純喫茶 ルナ」。
群馬県渋川市渋川辰巳町1667
その前に、ここに至るまでの電車の時刻を。
群馬の喫茶店巡りは、旅情に大きな比重がかかる。それ抜きに喫茶単独書いてもあまり意味はないので、旅の流れの一部として喫茶店の記録をしていこうと思っている。
大宮6:53発⇒高崎8:16着(JR高崎線高崎行)
人身事故が発生し、前橋行はすべて中止。6:42発の前橋行は11分遅れ、行き先は高崎に変更。グリーン車が多く立ちづくめ。やっと熊谷で座れる。
高崎8:24発⇒渋川8:50着(JR上越線水上行き)
こちらは余裕で座れた。足元の暖房が温かい。
駅出てすぐのはずじゃ? 探すのに手間取った。色んな看板に黄色い看板がまぎれていたが、正直そそられなかった。どちらかというと、「おみやげ」の方がグッとくる。
五線譜に♪が飛び交う看板で少しファンシー気分。
でも、やっぱりこっちでしょ!
ときめく可愛い「純喫茶ルナ」の看板。
純喫茶の看板はこうでなくちゃ!この看板があってこそのルナ、とまで言い切っていい。駅前で堂々とした純喫茶表記。嬉しくなっちゃう。
こっちも同じフォント。端がくるんと丸まったレトロ可愛さ。
モーニング8:00~11:30 ABCの3種類
階段上って2階。
店内は明るくて広々してるのは良いけど、のっぺりしてて間延びした印象。グランドピアノが置いてあり、喫茶店というよりイベントスペースみたく感じた。
しかし、窓から寂しげな駅前を見下ろしたり、
可愛い純喫茶看板を眺めていると、少しテンションが上がる。
3種類あるモーニングからAセット(500円)を注文。
厚焼きトースト(マーガリンざっくり塗り)、茹でたてらしい温かい固ゆで卵、スープ(ミネストローネ)、コーヒー。
BGMはイージーリスニング(アランフェス協奏曲など)
次への移動の電車まで時間があったが、手もち無沙汰になっため、早めに店を出て駅前を軽く散策。
見どころはあるようなないような…。分かりやすく寂れている駅前風景の中、ちょっと素敵な松野屋ストアーのビジュアル。
伊香保温泉の入口?
1時間に2本程度のペースで渋川駅発の路線バスもあるようなので、ここから伊香保温泉に行くのも面白いかもしれない。機会があれば、いずれ。
では、そろそろ次へ移動。群馬の日帰り旅はスタートしたばかり。まだまだ続く。
渋川9:37発⇒高崎10:03着(JR上越本線高崎行)
高崎⇒磯部10:47着(JR信越本線横川行)遅れていた。
おそらく勘の良い方なら、行き先は言わなくても分かるんでしょうね。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント