2017/03/10(金)  CATEGORY:三重県

最果ての地・尾鷲 (2) 高度経済成長期の面影「尾鷲ボウリングセンター」

尾鷲の街並みには凄みがあった。

駅前には、華やかなりし時代をしのぶ昭和の残滓「尾鷲ボウリングセンター」。

尾鷲ボウリングセンター

尾鷲駅からボウリングのピンを目印に、人のいない静かなスナック街を抜けると、

尾鷲ボウリングセンター

あれだ! 思わず指さしちゃったよ(^^;

ただ、この段階で現役ではないというのも分かってしまう。建物脇が崩壊していたので。

尾鷲ボウリングセンター3

それでも思わず吸い寄せられるオーラの強さ。

尾鷲ボウリングセンター

天井からは赤い筒みたいなライト(?)が突き出ている。

尾鷲ボウリングセンター

キュートな黄色いペンダントライト!

尾鷲ボウリングセンター

そして、赤いドアノブがとどめを刺した。

ああ、ここが現役だったら! もう素敵すぎて、70年代ど真ん中すぎて、勿体なさ過ぎて、ジタバタと悶えてしまった。必死に中を覗きこんでみたら、中もそのまま残っているようだった。

もちろんこれだけのオールドスタイルだったら、現役だったとしても、お客も滅多に入らないだろうし、ガラガラで閑古鳥が鳴いていただろう。経営側からすればそれじゃ困るかもしれないが、私のような人間にとっては、その腐る寸前の頽廃美極まった一番の食べ頃に訪れ、身を置きたいなどと見果てぬ夢を抱く。

建物はOWASE SPORTS CENTERになっていたが、後から調べてみたところ、こちらは「尾鷲ボウリングセンター」というボウリング場だった。高度経済成長期でもありボウリングブーム真っ只中1971年に誕生。40年間営業し2011年に閉鎖。

尾鷲ボウリングセンター

貼り紙は休業中のままだが……?

尾鷲ボウリングセンター

これは後から貼ったのかな。ポスターは色褪せてるが、比較的新しく、あんまりレトロ度は感じない。

尾鷲ボウリングセンター

横長の建物には、ボウリング場以外も入っていたらしく、

尾鷲ボウリングセンター

キスカラーという名の元写真店もあった。

尾鷲ボウリングセンター

向かいの自転車屋さんの看板もいい味を出している。

尾鷲ボウリングセンター

なんか荒れてるな。隣には落書き三昧のシャッター。

尾鷲ボウリングセンター

「駅前ホール」という名前だったのだろうか? 元パチンコ店の剥きだしのネオン看板が痛々しい。

かなり大きな遊興施設だったみたいだが、閑散とした今の尾鷲駅前からは賑わっていた姿があまり想像できない。

尾鷲ボウリングセンター

今にも崩れ落ちそうな錆び錆びの外階段にはロープが張ってあった。まあ怖いから私は上らないけど。

尾鷲ボウリングセンター

なんとか横長の全体像を写真におさめようと頑張ってみる。う~~ん。

尾鷲ボウリングセンター

後ずさりしてみたが、今度は左右に分断されてしまった。

尾鷲ボウリングセンター

あくまでも純喫茶目的だったので、それ以外はさほど期待していなかったが、ポテンシャルが高くて驚いた。尾鷲ボウリングセンターの存在感が圧倒的で、それが全体を底上げしているとはいえ、街並みの香ばしさは、山梨県富士吉田市の月江寺、岡山県倉敷市の水島に太刀打ちできるレベルだった。

でも、やっぱり主役は純喫茶。この風景の残像を頭の片隅に残したまま、お目当ての純喫茶に向かうとしよう。

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