2017/02/16(木)  CATEGORY:三重県

【津】Coffee 中村

純喫茶アンテナがピーーーン!

四日市、津。三重県で素敵な純喫茶を渡り歩いてきたが、ここで一気にメーターが振り切れた。失礼ながらそこまで期待していなかった。まったくの想定外……。「Coffee 中村」の魅力にヤられてしまった。

津・中村1

Coffee 中村

三重県津市大門8-5

ひとつ訂正。前回の記事で津はいかに面白味のない街かを力説したが、サンモリッツからこの中村にかけては古く魅力的な建物も散見される。今回は初日がせっかくの平日だったため純喫茶を優先。街並みの鑑賞はそこそこにしてしまった。いつか機会があればゆっくり歩いてみたい。

これ以上書くと言い訳じみてくどくどしくなるため、先を続けよう。

津・福田帽子店

国道沿いのアーケードに一際魅惑的な福田帽子店のモダンな看板があり、その先のショーウィンドーにミスマッチな組み合わせが……。

津・中村2

コーヒーミルと婦人服。

津・中村3

ファンシーモードですって。

津・中村4

ここがCoffee 中村だったのか!

指南役から、想像より良い店なので行くよう、何度か念を押されていた店だった。あのディスプレイがなかったら、喫茶店ぽくなくてあやうく通り過ぎてしまうところだった。

ドアが開け放たれていたので中を覗きこんでみた。す、素敵だ~~~!

津・中村5

店内のショーケースもセンス良し。中身は食品サンプルじゃなくて、ファンシーモードな品々。

津・中村6

通路を挟んで向かいはカウンター。

洋品店併設の喫茶店なのだった。どうよ、このハイセンスぶりは?

渋くて寡黙そう(怖そう)なマスターが立っていた。カウンターに座れとか言われたらどうしよう。向かい合わせはちょっとキツい。ビクビクと緊張しながら、「奥に行ってもいいですか?」と聞くと、「どうぞ~」と軽いノリ。怖くない?

津・中村7 津・中村8 津・中村9 津・中村10

モダンでオシャレで渋い。cool!!!

明かりを極度におさえ薄暗い店内。濃い茶を基調としており、くすんだ黄色のモダンなソファ。窓には「COFFEE 中村 since1955」という文字が反転し、木の葉の緑を背景にして雰囲気抜群。壁には絵が飾ってあるが、適当なものではなくきっと選び抜いたもので揃えたのであろう。知らない絵ばかりだし、シュールなのもあるが、センスが良い。嗚呼。カッコイイ、カッコ良すぎる。まさか津にこんな刺客が潜んでいたとは!

津、素敵だよ。来て良かったよ、津。

津・中村11

ブレンドコーヒーはかなり濃かったのでミルクを入れた。

たしかできるものがコーヒーくらいとかマスター言ってた(うろ覚え)。

津・中村12

ビッビッ! ビッビッ!

津・中村13

いきなりテレビから警告音。緊急地震速報だった。鳥取県で震度6弱。

なぜよりによってこんな時に、とビクビクしていると、こちらも揺れ始めた。天井のアンティーク風シャンデリアもカタカタ揺れている。震度2ぐらい? なかなかおさまらずいつまでも揺れ続けている。怖い。向うの部屋からマスターが来て、「地震多いねえ~~~」と笑顔で話しかけてきたが、こちらはそれどころではない、「はあ」と生返事を返した。

津・中村14

恐怖の数分間を震えながら、隅っこでじっとしていたら揺れはおさまった。ああ怖かった。

残りのコーヒーをぐっと飲み干した。

あ、そうだ!

地震もおさまったことだし、他にお客さんもいないし、店内の写真を撮らせてもらおう。すっかり気持ちを切り替え、マスターに話かけると、あれもこれもあれもこれも話が始まり長く長くなってしまった(笑)。「年中無休。休むのは死ぬとき」などという笑えない冗談も言った。全然怖くはなく、むしろ話好きの方だった。

残念なのはマッチがもうないこと。「昔はあったんだけどねえ」と言ってたが、ついこの前まだあったらしい(ほんの10日ほど前!)。

【参考】2016.10.9中村のマッチ(@mzd.t マツダトオルさんの投稿)

津・中村15

今回は津駅から向かったが、隣の津新町からの方が近いようだった。そして津新町から向かう方がいとも簡単に中村を見つけられるのである。

津・中村16

奇跡の一枚。偶然映り込んだ右下の女性の昭和40年代感。

それでは今夜の投宿地・松阪に向かうとしよう。

利用金額

  • ブレンドコーヒー 430円

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昭和っぽさ、非画一的、店主独自のセンス。純喫茶は地方に軍配。今更ながら。
それにしても、減少してるとはいえまだまだあるんですね。純喫茶は自らのアピールがないから、エムケイさんのような方の発掘と行動力が存続に直結します。カカポ
2017-02-16 07:49 : URL : 編集
>カカポさん
行ったことがなくて個性的な純喫茶となると、もはや東京からは脱出して地方に行かねばという感じです。
財力がないのでできるだけ東京近郊でウロウロせざるを得ないのが現実ですが…。

純喫茶は自らアピールしませんねえ。
でもこちらもどこかの地方誌(誌名は失念)に取り上げられたらしく、店主から嬉しそうにアピールされました(笑)。
2017-02-18 18:41 : エムケイ URL : 編集
<<【東林間】洋菓子・喫茶 アマンデン  | ホーム 【津】Coffee サンモリッツ>>

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