篠崎新町商店街には、現役の喫茶店が3軒ある。
サンドーレ、喫茶&軽食 さがの、蜂の子。これに営業してるか閉店してるか怪しい喫茶店を含めると4軒。駅から離れてるのに、なかなかやるな。
サンドーレの後ぷらぷら商店街を散策しつつ、「喫茶&軽食 さがの」にも立ち寄った。
東京都江戸川区下篠崎町10-8
商店街というと、大きな一本道をイメージする。
だが、こちらは小規模の町といった感じ。いくつもの通りにまたがっており、サンドーレとさがのは平行した別の通りにある。前回の記事「掛川ショッピングセンター」の食品通りから相互通り抜け出来る。
同一規格。商店街全体が、この前に湾曲した看板で揃えている。
店名入りの食品サンプルケースは、それだけでテンションが上がる。
食事メニュー豊富。
正面が洋菓子販売。その右手が喫茶スペース。
オレンジのペンダントライトが少し70年代っぽい。
「ランチがあります。ミートソースと○○と△△と……」
ご主人からランチメニューの説明があったが、ああ残念、さっきのサンドーレのモーニングが胃に残っている。
こちらも先ほどと同じく、併設喫茶とはいえ、メニューは喫茶独自のもの。食事系、甘味系、ドリンク系と充実しまくっている。
レモンスカッシュにて。
真っ赤なさくらんぼとレモンスライスの乗った嬉しいビジュアル。ん~~でも、炭酸が抜けてる><。もしかして、間違ってレモンジュース頼んじゃったのかな?
マッチ有!
しかも素晴らしく私好み。特別デザイン的に凝ってなくて、ヘタウマなイラストがかえって良い。ジュース、ナイフ、フォーク、スプーン。これぞ昭和の喫茶店!
あとね! トイレにはライオンのトントンノック有。
正式名称が分からないので、私が勝手にこう呼んでいるだけだが、ドアについた取っ手でトントンてノックするやつ。それがライオンの顔になってた! 最近、全然見ないよね。今思えば、これこそ写真撮っておくべきだった><
*
立地が良くてもガラガラの喫茶店がある一方、駅から離れていてもお客さんで一杯の店がある。
さがのは後者。お客さんで賑わう、現役感のある喫茶店だった。
お客さんはみんなランチをモリモリと食べ、世間話でワイワイ盛り上がり、とても明るい雰囲気。お店のご主人と奥さんもとても気さく親切。お店の写真を撮られることに最初難色を示し、一旦は諦めたが、店を出た後、「お客さんがうつらなければ」と了承。
向かって左の窓に店名が入っているが、これは後から足したもの。
お店含め商店街が某ドラマのロケ地になり、テレビのスタッフがこのように店名を入れたらしい。撮影後もそのままにしているのだという。
真正面から見ると、今の方がバランスが良いと思う。
せっかくここまで来たのだし、全部の喫茶店に入っておきたかったが、「蜂の子」だけは、同行者による「蜂が嫌いだから」という理由により入店を見送った。別に店内で蜂を放し飼いにしてるわけじゃないのにね?
まあ、連チャンするのも余韻てのがなくなるし、これはこれでいいかな。
同じ道を歩くのは面白くないので、せめてもの抵抗。帰りは篠崎ではなく瑞江駅まで歩いた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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