児島は純喫茶の聖地である。「和光」の後はもう1軒「サンレモン」。こちらも凄い。
外観も内装もとにかく可愛らしい。完璧和光派、特別可愛いもの好きでない私でもキュン死にしかけた。ポップでキュートでラブリー。
岡山県倉敷市児島小川5-1-1
なんてったって、この巨大レモン。
このインパクトは凄い! 東京ではまずお目にかかれないタイプ。
看板も完璧に可愛らしい。ただ、RANCHって一体……。この辺が純喫茶らしいといえばらしい(笑)。
和光からここまでタクシーで来たのだが、運転手の方曰く、「私が子供の頃からありました。多分、和光より古いと思います」。
そんな古くからある純喫茶だが、入口にはロコモコの写真なんかあって、メニューは現代的。
プリンはちょっと柔らかすぎた。が、まあいいか。
文句なしの可愛さ!
オールディーズの流れる店内は50’sのムード。店員の女の子はもの凄く若い!
キュートなロゴをあしらった照明やショーケース、窓にはレモンのシール、テーブルと灰皿はレモン色。
レモン弾ける空間。
こ、これは?
小粒レモン!
その場でぶっ倒れるかと思った。こんな誰が見てるか知れないところまでこだわるなんて!
ただ、レモンの可愛さ推しだけでは頑なな私のハートをとろかすことはできない。などと強気発言をしてみる。
私が本気になったのはこれ。
しとしとしとしと流れ潤う水のカーテン。急なスコール、駆け込んで雨宿り、そんなショートストーリーが頭に浮かんだ。
この幻想的でしっとりした窓辺のムードにこそ身も心も溶けたのである。
和光とサンレモン。まったく異なる世界観だが、どちらも突出しているのは間違いない。この2軒のためだけに児島に来る価値は充分あると断言できる。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント