2015/01/05(月)  CATEGORY:石川県

【小松】TEA ROOM 泉

金沢よりも小松! 小松推し! あくまでも純喫茶目的に限定されるけど。

知らないだけかな? 金沢駅前に純喫茶全然ない! 一方小松ときたら、駅前に純喫茶がコンパクトに集まる理想卿。実際、福井に移動するまでの短い滞在時間に3軒訪問でき、その上、いずれもハイレベル。このうち2軒をレポートしよう。

まずは、「TEA ROOM 泉」。私の中で殿堂入りした純喫茶ローレンスを除けば、石川県最高峰。純喫茶アートの博物館である。

TEA ROOM 泉

TEA ROOM 泉

石川県小松市飴屋町20

場所は飴屋通りという寂れたアーケード商店街。多くの店が閉まっているシャッター通りで、昼間でも人通りが少なく、リアルに閉店Sale中の婦人服店の姿が象徴的だった。その中に渾然一体となり溶け込んだ古い建物の一画。

TEA ROOM 泉

看板が只者ではない。「EA」「OO」を二段にするセンス、泉の字。秀逸。

TEA ROOM 泉

のれんをくぐった瞬間、泉ワールドに突入。

TEA ROOM 泉

シュールすぎて、コメント不可。

TEA ROOM 泉

アプローチの途中にまで滲み出る世界観。

TEA ROOM 泉

キタ! コーヒ! コーヒーでなくコーヒ。このノリでココアをココアーにしてくれないものか。

TEA ROOM 泉

なんとも味わい深い手書き文字。

ドア

はて、入口はどこ? まっすぐ進むとコカコーラの看板があるが、普通のお宅の玄関みたいだし(^^; と思い、うろつくと、あった!あった!それらしき扉。

TEA ROOM 泉

Izumiが彫り込まれた取っ手をギィと押す。

TEA ROOM 泉 TEA ROOM 泉

カウンターではママさんが常連さんと話し込んでいた。

TEA ROOM 泉

先客がいることに驚き、パーテーションの陰の席に座る。

TEA ROOM 泉

「できないものの方が多いですが」 メニューを手渡しながらママさんによる補足説明。想定通り( ̄ー ̄)ニヤリ

アイスコーヒー、じゃなかったアイスコーヒは後から書き加えたっぽく見える。位置が不自然だもの。

TEA ROOM 泉

コーヒのソーサーには嬉しいロゴ入り。肝心の味は…忘れてしまった。

TEA ROOM 泉

窓の向こうには庭。

TEA ROOM 泉

庭が眺められるのは嬉しいが、陽が眩しい窓辺。

TEA ROOM 泉

絵を始め店内のあらゆるものが15年前に亡くなったご主人の手作りだとママさんが教えてくれた。たしか暖炉や壁の絵も。

そういえば、荻窪邪宗門もそうだった。看板から店内に飾られている絵まで、故人であるマスター作。

荻窪邪宗門にもマスターが模写したゴッホの『ひまわり』の模写が飾られているが、ここにも! ひまわりという共通点。

TEA ROOM 泉

ラッセンだけは、さすがに違うと思うが…

TEA ROOM 泉

無造作に置かれた造花にしても

TEA ROOM 泉

デカダンスな床にしても

TEA ROOM 泉

昭和レトロを飛び越え骨董品の域に達した扇風機にしても

TEA ROOM 泉

英字新聞を貼った天井にしても

渋い純喫茶アートで満ち溢れている。両国「ホルン」、沼津「ケルン」あたりが好きな人はハマりまくる世界観。

TEA ROOM 泉

屋根付きカウンター! 最っ高!!!

TEA ROOM 泉

そして、のれん。玉のれんを見るとテンションが上がる体質だが、これはそれ以上! 純喫茶界では国宝級のセンス。渋すぎてくらくらきた。

あああ、toiletに入らなかったのは一生の不覚。

「買えば3,000円位のものまで作ってたんですよ。かえってお金がかかったくらい」とママさんは言うが、いくらお金を積んでもこの世界観を作れる人はいないだろう。だからこその自作では?

BGMはテレビ。『なんでも鑑定団』放送中。ふと、思った。結構良い感じの純喫茶で、何度かなんでも鑑定団を見ていたが、これって単なる偶然だろうか? もしや、骨董好きという趣向ゆえだったりして。どうでもいい事だが。

TEA ROOM 泉

泉の字は裏側も同じ。いつでもじっと見ている。私の恐怖の対象ジャノメチョウの羽の模様のように……。

TEA ROOM 泉

「この取っ手も作ったんですよ」

私からすると、純喫茶アートがぎっしり詰まった宝箱であった。ただ、ママさんにはその価値に自覚はないように見え、そこがまた私の琴線に触れた。

もう一度訪れたい気持ちは強いが、それでいてこれが最後な気もしている。なんとなく。

利用金額

  • コーヒ 350円

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