浅草は喫茶店の宝庫。これまで結構訪問してきたが、それでもなお未訪問店が残っている。
けど、入ってないとこはそれはそれでいいかなぁ…という気がするのも事実なわけで。特に雷門から近い観光地ほどほったらかしにしていた。観光客向けの純喫茶には心惹かれないのだ。
「喫茶 ニューライト」もそのひとつ。
東京都台東区浅草1-33-4
あとはあれかな? 庇の店名が目立ってるわりに普通すぎるとこ。フォントに工夫が見られない。ガヤガヤした人混みに紛れ、ずっとスルーしていた。
が、いざ入ってみたら!
意外にもタッチが重厚。どっしりしており、外観から想像する以上に純な空間。観光客におもねる軽い雰囲気だと思い込んでいたが、嬉しい誤算。
椅子はしっかりしたものだし、テーブル、床の模様、薄暗い中にも店内彩る数々の照明。
おまけに鳥の剥製まで。
浅草の華やかなりし頃が偲ばれる、純喫茶全盛期の内装。
コーヒーも美味しい。
たまたま他にお客さんがいなかったので、広々のびのび利用させてもらった。BGMはタンゴっぽい。
実は姿づくりシャーベットにも激しく心惹かれていたが、1個850円~950円。特別な日でないと頼めないかな。
やはりここは観光地。値段は全体的に私の許容範囲より2割ほど高い。でも、だからこそゆったり時間と空間を買えるのかも。
この勢いで、もう1軒訪問。
注意:
※全席喫煙席のため嫌煙家の方は厳しいかも。
※浅草のイベント時は長居できない旨貼り紙あり。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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