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「軽食喫茶 ノア」は、私にとって相模原市では初めての純喫茶となる。
相模原市といえば仮にも政令指定都市。けど、これまで一度もブログで取り上げたことがなかった。決して、隠していたわけではなく、単に純喫茶を知らなかっただけなのだ。
神奈川県相模原市中央区淵野辺2-6-26
一応、何年か前、相模原で純喫茶探しをしたことあるにはあるんですけどね。名付けて、「ただひたすら歩き回る作戦」。駅周辺をただやみくもに歩き回るという、手っ取り早い探索方法だ。
だが、この無計画で原始的な方法は、10年前ならいざ知らず、現在の純喫茶激減時代にはもはや有効ではないらしい。軽く1時間以上は歩き回った挙句、あえなく撃沈。
得るものゼロ。徒労感が半端なかった。_l ̄l●lll
ここで登場するは淵野辺。JR横浜線の駅で町田からも近い。
私にとっては神奈川ブレーンともいえる横浜市在住の方から「相模原市の純喫茶として」教えていただいたのが、ノア。そうか!相模原市は相模原だけじゃない! 横浜市が横浜だけではなく、川崎市が川崎だけないのと同じ理論。
駅から徒歩10分弱。淵野辺一丁目交差点。場末感たっぷりで、私好みの風景にワクワク。特にラーメン高千穂が素敵。
と思ったら、隣がノア。
フォトジェニック! テンション上がって、道路を挟んで離れた場所から写真撮影。
シェイプしたカーテンのかかったドアを開けて店内へ。
ゲーム台が3台並ぶ昭和な純喫茶な店内。絵のかかっている壁の黒い部分は、よく見るとベルベット。
カウンターには常連さんらしきお客さんが2人。マスターが笑顔で出てきて、窓際のテーブル席に案内され、いきなり一言。
「いい写真撮れた?」
えーえええ?
「朝だったらもっと雪があっていい写真撮れたんだけどね」
あ、あのぉ…もしかして私が道路の向こうから写真撮ってる姿を見られてたのでしょうか?
…はい、しっかり見られてました。
なんとなく気分でチョコレートパフェ注文。
アイス主体のパフェだが、なにげに2種類のアイスを使用と芸が細かい。赤いサクランボが嬉しい。実質、純喫茶のパフェの要とも言える。逆に言えば、これさえあれば、他はいくらでも省略してくれても構わない。コーンフレークとかなくても全然平気。
それにしても、外からはブラインドに隠れて全然見えないのに、中からはよく見えること!
オルゴール曲と常連さんの会話をBGMに、外を眺めた。温かい喫茶店から、雪を眺めながら食べるチョコレートパフェ。なんか贅沢な気分。
ピンクの公衆電話やレジの写真も撮りたいと言ったら、「え?まぁ…いいけど…」。マスターは不思議そうな顔。
「この店の良さをしっかりアピールしてね」カウンターの常連さんから声をかけられた。
ところでノア(NOA)の由来を聞き忘れたが、やはりノアの方舟からとっているのだろうか?
軽食&喫茶 ノア マッチ (2014年) ※画像をクリックするとマッチ側面が見れます。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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