
1. 純喫茶とは
ここでなんとなく曖昧な(得体の知れない)純喫茶について解説。
まずは本来の定義。
酒類とホステスを供給する「特殊喫茶店」と区別するため、本来の喫茶店との意味で「純喫茶」と呼ぶようになった。スナック等の酒場との差別化のためであったとされる。
ウィキペディア「純喫茶」
とはいっても、決してこのブログはウィキペディアの定義にそってるわけではありません。だって、「ホステス」はともかく、「酒類」は純喫茶にあっても良いと思ってるので。全然あり。むしろ、酒類ありがちな純喫茶ほど好みだったりする。
そこで、当ブログでは、純喫茶をもっとゆるく定義したいと思います。
一言で言えば、古きよき昭和の喫茶店。そこに、ゴージャズな内装、ほんのり漂ういかがわしさ、場末感が加われば、なお良し。お墨付きで純喫茶認定致します。
以下28項目(絶対条件ではないが、当てはまる項目が多ければ多いほど嬉しい)
- 蔦がからまってて非常に怪しい外観。
- ゴージャスなシャンデリアがある。
- 店内に水辺がある。
- ステンドグラスがある。
- 壁もしくは天井の一部が鏡。
- 壁が本物の石。
- 椅子は赤か臙脂もしくはドギツイ原色のベルベット。
- でなくとも革タイプのソファ。
- 蝶ネクタイをしたマスターがいる。
- 店員さんの制服がもろ昭和。
- ドアを開けるとカランコロンカラン♪
- 客席が1・2階(あるいは地下)に分かれている。階段が螺旋階段だとテンションは更に上がる。
- カップや伝票には店オリジナルロゴ入り。マッチがあれば最強。
- モーニングセットが銀のトレイにのって出てくる。
- 麻雀やインベーダーゲーム等ゲーム台をテーブル代わりにしている。
- 食品サンプルがある。
- 夜はギラギラしたネオンで誘ってくる。
- 名曲喫茶。
- 観葉植物が多い。
- 熱帯魚の水槽がある。
- 怪しい店名。(例:伯爵、宝石、白鳥)
- 漫画、雑誌、新聞が豊富。
- 無駄に広い。
- 長居をしても気がとがめない雰囲気。
- ナポリタンかホットケーキが美味しい。(個人的に好きなので)
- プリンアラモードが脚付きで横長のガラス器に乗って出てくる。
- 看板猫がいる。
- 店名に「純喫茶」。
最後の店名に「純喫茶」。これは本当に見つけるのが難しくなってます。今後増えることはなく減る一方の「純喫茶」。見つけたら迷わず入ることをオススメします。
(2010年9月11日に公開した記事を2013年11月13日に加筆修正しました。)
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