2013/11/19(火)  CATEGORY:茨城県

【石岡】喫茶 四季

引き続き茨城県よりレポート。舞台は日立市から石岡市に移ります。

石岡には歴史があるらしい。駅前には市のシンボルマークと共に、「茨城県名発祥のまち」といった看板を掲げ、町並みも相当にレトロ。商店も老舗の貫禄充分で、重厚な建物がズラリ。

もちろん、喫茶店も例外ではない。

喫茶 四季

喫茶 四季(大和田家貸店舗)

茨城県石岡市国府3-3-24

その前に少しだけ愚痴らせてください。

もしかしたら、勘違いしている方がいるかもしれないので、断っておくと、この日は日立の純喫茶の「ついで」でハシゴしたわけではありません。石岡には、1軒憧れの純喫茶があり、そのために、日を改め、上野から特急「フレッシュひたち」に乗り、わざわざ石岡を目指して来たのです。

そこがなんと「定休日」。えーえーえーえー!!! 思わず降りたシャッターを恨めし気に眺め、店先に停まっていた自転車に八つ当たりしようかと思った。注)犯罪です!もちろん善良な市民(石岡ではないけど)なので、そこは理性でぐっと堪え、次の店へ。

喫茶 四季

泣きたい気分で、次に辿り付いたのが、こちらの「喫茶 四季」。

喫茶 四季

貸店舗として、昭和5年建てられた「大和田家貸店舗」という建物で、登録有形文化財。

よく見ると、1本欠けているが、凝ったデザインの柱がギリシャ神殿風。看板建築のひとつでありますが、2階の窓といい、屋根の意匠といい、レトロ建築の多い石岡でも群を抜いた素晴らしさ。
【参考】石岡観光協会 レトロな街並み

大本命にはふられましたが、この建物を見た瞬間、すっかり気分上々。

喫茶 四季

このうちの1階一部が喫茶店として営業中。

なんだか、埼玉県秩父市の「パリー食堂」みたいですね。そういえば、どちらもミルクホールみたく、暖簾が出てるのが共通点。

喫茶 四季

それはいいとして、洋服の寸法直し致します? ランチの店?

喫茶 四季

いなり寿司、のり巻き?

洋品店兼、喫茶兼、食堂、それとも寿司屋? なんだかよく分からないけど、入っちゃえ!

喫茶 四季

どこかの居間みたいだが、

喫茶 四季

カウンター席もある。

喫茶 四季

こけしも飾ってあったり

喫茶 四季

リアル昭和レトロな古い換気扇が付いていたり

喫茶 四季

地元の祭りらしき団扇が飾ってある。

店内には3人。平均推定年齢は60歳over。

とりあえず、着席…するやいなや、「今日はコーヒーぐらいしか出来ないけどいい?」とママさんより一言。

あ、あああ。少しお腹が空いてはいたけども、小さな声で「はい」と答え、コーヒーを注文。というか、コーヒーぐらいの「ぐらい」って何だろう?

喫茶 四季

まず、お茶が出てきた。いきなりですか?

喫茶 四季

その後、間髪入れず、コーヒー登場。うーむ。2つとも仲良く湯気上げている(笑)。

こうやって、ズカズカと初めての地、初めての喫茶店に入ったのだが、実は小心者の私。

背を向けながら、こそこそとコーヒーとお茶を交互にすすった。3人の世間話とテレビの音が聞こえてくる。そして、ソースの匂い。おいしそうだなぁ~と振り返ると、カウンターでママさんがヤキソバを食べていました。

あーもしかしたら、地元のみ利用する喫茶店で、「コーヒーぐらいしかできない」というのも、暗に一見さんお断りを意味していたのだろうか、などと考えながら、強いて平静を装い、全然内容は頭に入ってこないが読書をした。

これがなまじ簡単に来れる近場だったら、勝手に自己完結してしまい、苦い思いで店を出るところでありますが、遠出で気分が大きくなっていたらしい。

「お食事はやってないんですか?」

メニューにはいなり寿司、のり巻きだけでなく、あんみつ等甘味類も色々あったので、やっぱり気になり聞いてみました。

元々は別の地で喫茶店を営んでいたが、こちらに移ってきたとの前置きをしてから、以前は食事も出していたが、今は休みしている、と教えてくれました(ママさんの体調次第らしい)。昔はいなり寿司のお持ち帰りもやっていたらしく、「勿体無くて捨てていない」という包装紙も見せてもらいました。

小心者ゆえ、勝手に推測、勝手にいろいろ決め付けてゴメンなさい! 話しかけてみてよかった。喫茶四季のママさんはとても親切で、優しい方でした。

関東三大祭りである「常陸國總社宮大祭」の話、石岡は土浦より歴史があるとか、石岡についてお話も聞かせていただき、旅情にも浸れました。

この段階で、大本命の純喫茶に振られたことはすっかり忘れていました。スタートは外しましたが、結果的に石岡に来たのは大正解。また来よう。

喫茶 四季

そして、この後、すぐ近くにある純喫茶に入ったのですが、ここがまた素晴らしかった!!!

石岡の、いや茨城県の純喫茶を語る上で、絶対に外してはいけない名店。次回、かなり力を入れてレポートするので、少しお時間ください。

あと、細かいことですが、大和田家貸店舗について、石岡市や観光協会のウェブサイトには昭和5年に建てられたと記述がありますが、四季のママさんは昭和4年と言っていました。たった1年の差ですが、気になったのでメモしておきます。

利用金額

  • コーヒー 300円

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