2013/07/09(火)  CATEGORY:東京都下

【府中本町】珈琲専科 トップ

このところ、多摩地区によく出没してます。

そんなことを、ぼんぼちぼちぼちさんにお伝えしたところ、「多摩地区なら府中が純喫茶の宝庫です」と教えていただいた。

府中……。府中? そういえば、府中にはあまり行ってなかった。京王線の府中駅ぐらいで。

たしか、JRにも府中なかったっけ? あ、あった! 府中本町!

珈琲専科 トップ

珈琲専科 トップ

東京都府中市本町2-20-86

いつも気にはなってたのよね、府中本町。JR武蔵野線の終点だから。

だけど、実際に使うのは、西国分寺と武蔵浦和ばかり。府中本町では降りたことがなかった。

……終点まで行ってみた。

競馬場行き臨時改札があった。

そうよ、そう。府中といえば、東京競馬場。

私は競馬には詳しくありませんが、競馬と純喫茶の相性が良いことは知っています。

純喫茶が、ないわけない。期待高まる。

駅前には、心惹かれる場末チックな外観の飲食店があり、ますます期待が高まっていきます。少し路地を歩いた。

あ! 思わず足を止め、

珈琲専科 トップ

息を飲む。

珈琲専科 トップ

2階部分のファザード。すっごいカッコイイ

完成度の高すぎるビジュアル。

珈琲専科 トップ

そして、看板。只者ではないセンスの良さ。店名は「珈琲専科 トップ」。専科に昭和を感じる。

珈琲専科 トップ

目に鮮やかな緑の看板もある。

珈琲専科 トップ

ロゴの可愛さでは向かうところ敵なし。チモト3兄弟の看板もあり。

珈琲専科 トップ

ふと目をやると、入口のそばにはドーム状のショーケース。なに、この世界観? 素敵~~

と、ここで、後ろから声をかけられた。

「写真撮ってたみたいだけど?」

お店のママさんでした。

あ……。無我夢中で無防備な姿を見られてたのね。素敵だったので、と答えると…

「中も素敵よ。」フレンドリーなママ。

「暑いわねぇ…」

ん、もう。観念。入ります。

珈琲専科 トップ

扉を開けると、すぐ年代物のレジスターがあり、頭上には電球が! シンプルながら、存在感があります。

珈琲専科 トップ

外がグリーンならば、店内は茶系。クラシック音楽が流れ、正統派純喫茶のお手本のような内装。

茶系というのは、写真に撮るとどれも同じに見えますが、いざ実物を見ると、手入れの差が歴然としています。

40周年を迎えたとのことですが、トップは大変お手入れが行き届いており、きれい。

壁のランプは山小屋風で、どれ1つとして欠けがありません。

写真ではイマイチ伝わりにくいのが残念ですが、壁の木目が一種独特で美しい。

少しだけお腹が空いていた。メニューを開くと、フード・ドリンク豊富で迷う。

目の端に、木製の可愛らしいメニューが掛かっており、紙粘土(?)で「ホットケーキ」との文字。なんとなく、店の一押しに思え、注文。

珈琲専科 トップ

まずはセットのアイスコーヒーが出てきた。ガムシロの容器がオリーブグリーン。綺麗。

「ホットケーキはもうすぐ出ますので」

カウンターを見ると、オーブンから、柄のついた長いコテのようなもので、2枚のホットケーキを取り出していた。

なかなか珍しい光景。

そして、1枚のホットケーキにバターを塗った後、もう1枚を重ね、さらに上にもバター。

おおお。嬉しい。

以前から言い続けてることだけど、下にあるホットケーキにバターをどう塗るかは、大きな課題でもあった。

理想は最初から塗ってあること。自分で塗るのは、少々難儀。最悪は固いバター。いくら美味しい生地であっても、これだけで最初のテンションが落ちる。

珈琲専科 トップ
バターじゃなくてマーガリンなのかしら? 同じに見えて、区別できません。><

そうそう。このずり落ちそうなのがイイのよ~~

生地そのものには甘みがあまりないので、シロップをたっぷりかけていただきました。うーん。幸せ。

食べ終わった頃に、ママさんに声をかけられた。「落ち着いた?」

落ち着いた、と言いたいところだけど、そうでもないのよね。ずっと2階が気になっていたので、見せてもらいました。

階段をタンタンタタンと軽快に上ると、そこは1階とは全然違う明るいトーン。薄いグリーンのソファが並び、大きなランプのような照明がいくつか下がっている。壁には東郷青児風の女性の絵が飾ってありました。テラスにも出れるようです。

団体さん用の貸切に使われるらしい。

珈琲専科 トップ

お店のマッチもいただきました。

ブラジルの地図の中にサイフォンという構図で、外の看板と同じ意匠です。特許も取っていると聞き、ビックリ!

珈琲専科 トップ
これも地図っぽいですよね。でも、ここまで都合良い長方形の国が思い浮かびません。

たまたま私が入ったときは夕方で、店内は静かでした。でも、テレビがあった。時間帯によっては、競馬中継で賑やかになるのは想像に難くありません。(だからこそ、WINSの近くでは根強く純喫茶が生き残れるのだと思います)

珈琲専科トップを出たが、外はまだ明るかった。夏場の嬉しいのは、こういうところ。少しだけふらふら歩いた。

ものの1・2分ほどで、また純喫茶と出会う。

喫茶門

「喫茶 門」。こちらもファザードが魅力的。

ところが、「本日お休み」の案内が出ていた。

さきほどの珈琲専科トップで、充分すぎるほど満足していたので、残念というよりなんだかホッとした。素敵な純喫茶にはたくさん入りたいと思う反面、自分の中に、1日の純喫茶満足度メーターというのがあり、満タンになったら、もうこれ以上は…という気持ちもある。

府中本町には改めてまた来ます。

珈琲専科 トップ マッチ
珈琲専科 トップ マッチ (2013年) ※画像をクリックするとマッチ側面が見れます。

利用金額

  • ホットケーキセット 800円

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