2013/06/08(土)  CATEGORY:錦糸町・両国・押上近辺

【両国】コーヒー&スナック ホルン

とある平日の昼下がり。両国駅からほど近い「コーヒー&スナック ホルン」にて。

「ホットかアイスになります」

……ビリビリきました。

ホルン

コーヒー&スナック ホルン

東京都墨田区両国2-14-6

一応、私も純喫茶好きのハシクレとして、そこにあるのは何年も前から知ってはいました。

ただ、いつも閉まっていた。

土・日・祝が定休日なのだ。

しかも、かなり早い時間には閉めてしまう。

実際に行った人から、絶対行くようオススメされていたので、営業時間のハードルは高いが、いつか行こうと頭の片隅にあった。

先月、大阪に行ったのだが、帰ってきた翌日に有給を取っていたので、やっとのこと訪問。

ホルン

どこか両国らしさを感じる細長いビルの2階。1階の蕎麦屋と3階の麻雀屋に挟まれている。

ホルン

蕎麦屋のわきに、店へと続く個性的な階段がある。

ホルン

「エレベーターをご利用ください」とはあるが、階段を使った。

…だって、この階段見てると、使いたくなるじゃない?

ところで、カリーライス アルペン風とは? 気になる。

ホルン

アルペン風? そもそも、アルペン、って何?という話になるわけですが、考えているうちに、あっという間に頂上着。

そっと店内を覗きこんだ。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

なんと表現したらよいのでしょうか。

頽廃的? レトロ? シュール?

どのフレーズも陳腐に聞こえてしまう。それとも、こんなときこそデカダンスという言葉を使うべきなのか? 少なくとも私が普段使う語彙の中で適切な言葉が思い浮かばない。

途切れることなく何十年も続いてきたであろう独特の空気。

驚いたことに、というか、想定していなかっただけなんですが、先客がいました。しかも2人!

ふと、明るい方に目が行き、窓際の席に座った。

けど、だれも来ません。

ホルン

カウンターを覗くと、おばあさんが1人

「こんにちは!」

シーーン

反応はありませんが、一応声はかけたよ、ということで、席に戻り待つ。奥の薄暗い席からはテレビの音が聞こえてきました。

テーブルにはメニューがない。お腹が空いていたので、カリーライス アルペン風にしようかと考えていると…。

いきなり、そばのエレベーターが開く。またお客さん?結構入ってくるなぁ、と思ったら、業者さんでした。近くのテーブルに何か置いて、去っていきました。

うーん。なんとも。このままだと、気付かれないまま閉店時間を迎えてしまうかも。

今度は大きな声で呼びかけよう。ゆっくりと、「窓際に、座って、います」。

「あら~? ごめんなさいね。今行きます」

お食事中だったらしい。

ヨッコラセといった感じで、おしぼりと水を持ってきてくれました。

「この席はクーラーきかないけど大丈夫ですか?」

ははーん。道理で特等席らしき窓際が空いていたわけだ。私は暑がりではなく、むしろ寒がりなので大丈夫ですが。

さて、注文しましょうか、ということで、

メニュー、クダサイ。

ここで、おばあさんの口から出たのが、「ホットかアイスになります」。

ホットコーヒーとアイスコーヒーの2択。

この一連のシチュエーションからすると、あまりに正しく、完璧な模範解答だった。

空腹はものの見事に忘れてしまい、アイスコーヒーを注文。

ホルン

可愛いグラスで出てきたアイスコーヒーは、すでに甘味付き。普段ブラック派の私ですが、不思議と美味しい。雰囲気込みかもしれないけど、そもそも美味しいか不味いかは主観的なものなのだと思うので、やっぱり美味しい。

そして、コースター! なんていう完成度の高さ。

雑誌の入ったマガジンラックが近くにあったので、探ってみた。すべて男性向けだった。客層はほぼ男性客だと思われる。

手ぶらで席に戻ると、おばあさんが来て、「うちは女性向けの雑誌はなくて、ごめんなさい」

おお。恥ずかしい見られていたんですね。

ホルン

大阪で買った本。読みかけだったけど、こちらで読破。

午後2時過ぎたあたりで、先客が続々とお帰りになる。もしや、もう閉店時間、だろうか?

聞くと、遅くとも午後3時には閉める、とのこと。

私もそろそろ。お会計をし、少し話をし、写真を撮らせていただいた。どこもかしこもアートに見えて仕方ないのだが、「なにも分からない。昔のままだから」。またもや、私を嬉しがらせる素の回答が返ってきた。

ホルン

コースターが魔よけのようにも見えなくはないのですが、「なんとなく」こうしただけらしい。

ホルン ホルン

ボクシング

ホルン

ゴルフ

ホルン

登山に相撲。意外と体育会系かも。

相撲のカレンダーがかなりカッコイイと思った。ここに外国人観光客をご案内したら、すごく喜ばれるのでは?

ホルン ホルン

赤と黒の椅子、赤のシュガーポット。狙わず、この美的センス。憧れます。

ホルン

赤のサイドチェアー(というのか?)のラインが素晴らしく素敵。

ホルン

さすがに、これはアート狙ってますね? そうでしょう? ( ̄ー ̄)ニヤリ

ところが、これも「特に意味はない」らしい。

うーーーーん。素敵すぎてうなってしまったが、アイドルの「(兄弟が、or姉妹が、or友人が)勝手に応募して仕方なく」みたいなものでしょうか? それとも、「全然勉強してない」と言いながら、陰でしっかり勉強してて成績優秀な学生みたいな?

例えがどれもイマイチですね。(^^;

「帰りはエレベーターの方がいいんじゃない?」

なぜかエレベーターを勧められます。エレベーターにも何か秘密が? 一回くらい使ってみるべきなんでしょうか。

でも、やっぱり階段を使います。

ホルン

階段の途中で、ふと立ち止まり、後ろを振り返った。電気は消え、すでに真っ暗。

午後2時半過ぎ。この日はこれで店仕舞いらしい。

利用金額

  • アイスコーヒー 450円

関連記事

[ コメント 0 ] page top このエントリーをはてなブックマークに追加
コメントの投稿
非公開コメント

<<【松虫】喫茶・軽食 ゆうなぎ  | ホーム 【国分寺】珈琲専門店 アミー(AMI) (2) (閉店)>>

プロフィール

エムケイ
Author:エムケイ

ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。

当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。

ブログ内検索

カテゴリ

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

カウンター

QRコード

QR

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: