2013/02/14(木)  CATEGORY:上野・御徒町近辺

【上野】純喫茶 いづみ

日曜日に上野に行ったら、相変わらず人だらけだった。とはいっても、それは上野公園とかアメ横の話で、私の用がある東上野は別。打って変わり静まり返って、歩く人もまばら。

大丈夫かな~? やってるかな~?

ダメもとで来たのは、随分前から行きたかった「純喫茶 いづみ」。

純喫茶 いづみ

純喫茶 いづみ

東京都台東区東上野5-10-11

赤のひらひらした庇が美容室っぽく見える。

「美容室じゃないでしょうね!」
遠くから恨めしげに眺めた。美容室に罪はないけど、過去何度、紛らわしい美容室に出会ったことか! ガラスブロック、ドアから覗くシェイプしたカーテンとか、とかく純喫茶と共通点が多い。

でも、大丈夫。

純喫茶 いづみ

見上げれば正真正銘純喫茶の看板!

ドアには「営業中」の札。思い切ってドアを開けてみた…

が、場の空気は一瞬で固まった。

10人も入ればいっぱいになりそうな狭い店内。お店の人らしき老夫婦が客席で寛いでいたのだけど、2人が揃いも揃ってギョッとした顔でこちらを見る。「えっ!入ってくるの?」的視線をバチバチ浴び、しばし入口で立ち尽くす。

ほんの数秒、緊迫感漂うトライアングル。

でも、ここで引き返すのもかえって失礼。こういう反応はもう何十回(百回?)と他所で経験してるので、慣れました(^^;

平静を装い、7~8人用の大きなテーブルに座ることに。

マスターが立ち上がってカウンターに入っていき、「珈琲でいい?」

「あ、はい。珈琲で」

「うちは珈琲しかないから」

あ、そういうことね( ̄ー ̄)ニヤリッ
ここで初めて緊張が解けた。

純喫茶 いづみ

ソーサーにクッキーが2個のって出てきた珈琲は、想像通りの味。

やっと落ち着き、店内の様子を見回してみた。

メニューはどこにも見当たらないけど…

純喫茶 いづみ

カモメが飛んでいたり。

純喫茶 いづみ

壁一面、絵画が飾ってあったり。

油絵、水彩画。裸婦が多い。モデルは若かりし日のママさんだろうか?と想像するが、体つきが違うような? 確認しようとキョロキョロしたが、いつの間にかママさんは消えていた。

純喫茶 いづみ

こっちは間違いなく、マスターだ!

純喫茶 いづみ

だって本人とそっくり! ちらりと画面端からのぞく赤いセーターの方がマスター。なんでテーブルに炊飯器が!?とか、窓辺の水槽には魚!とか、突っ込みドコロは多々ありますが、それは置いて。

「私は何でも絵を描いてしまうんですよ。自画像は…。まぁ、自分でいかようにでも描けるのです」

気さくに答えてくれました。

実は絵の下にも絵が隠れていたり(笑)。そこにもマスターの自画像が。だいぶお若いですが、面影は充分ある。

「こんなのもありますよ」

手渡されたのは小さなスケッチブック。開くと、そば、うどん、カレー、お弁当等、食べ物の絵。食べ物を絵で記録していたらしい。

特に気になったのは、頻繁に登場するお弁当「1995年クロンボ」。

「えっ、クロンボ?クロンボ?」
激しく気になる。だってクロンボだよ? もし今でもあるなら行ってみたいよ、クロンボ!!!

「ええ、短時間で絵を描くよう鍛錬していたのです」

クロンボについては華麗にスルーされてしまいました(´・ω・`)
1995年だと、もう閉店しちゃったのかも。でも、どうだろう。しょうがない、今度調べてみよう。

純喫茶 いづみ

この後は浅草に行くつもりだと話すと、「あの道(浅草通り)をとにかく真っ直ぐ、とにかく真っ直ぐね」と教えてくれた。

もちろん、知ってるけど(^^) その気持ちが嬉しい。

「握手しましょう」と手を差し出され、最後に握手をして店を出る。

せっかくマスターは「真っ直ぐ」と教えてくれたのだが、あちこち寄り道しながら浅草に向かった。ゴメンね、マスター。

利用金額

  • コーヒー 500円

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