2013/01/31(木)  CATEGORY:東上線沿線・板橋近辺

【ときわ台】純喫茶 ウイーン

キャーーーーー!!!!

思わず、板橋区常盤台の住宅街で人目もはばからず絶叫した。

…というのは嘘。いくら感極まっても、理性で抑えられるくらいの分別はある。ただ、出会った瞬間、ズキュンとなったのは事実。

ステンドグラスが嵌った純喫茶然とした外観が渋い。同じく東上線各停仲間の東武練馬「喫茶 ボタン」を彷彿とさせる。昭和純喫茶まっしぐらな「ウイーン」というネーミングセンスも素敵だ。

純喫茶 ウイーン

純喫茶 ウイーン

東京都板橋区常盤台2-27-10

ときわ台は過去何度か熱心に散策したことがあるが、ここの存在は知らなかった。

けど、『ホットケーキ先生を囲う集い・午後の部』で、純喫茶にぃさんから教えてもらって知ったのだった。

絶好のタイミング。ちょうど、翌日、池袋に用事があった。重なるときは重なる。勢いで東上線に乗って来ちゃいました。

純喫茶 ウイーン

まずは城とコーヒーのイラストの看板をチェック。後ろに「お昼のランチ さばみそ煮」なんてのがチラつく。食事にも熱心な純喫茶なのかしら?

ところで、にぃさんからは「純喫茶ウイーン」と聞いていたけど、肝心な「純喫茶」の文字がどこにも見つからず、キョロキョロ

純喫茶 ウイーン

こっちの看板か!純喫茶!!! 東上線沿線、意外に純喫茶看板を見ないのよねぇ…。

純喫茶 ウイーン

薄暗い雰囲気の階段にドキドキ。石の壁が重厚で素晴らしい。

ちょうど上から男性3人組が降りてきた。ウイーン、入りにくそうに見えて意外にも繁盛しているのかしらね。

純喫茶 ウイーン

お二階へどうぞ、の案内が少しだけアール・ヌーヴォーっぽい。池袋西口のカフェ・ド・巴里でも似たようなの見た気が?

2階へ向かう。

純喫茶 ウイーン

廃墟感あるガランとした踊り場には……

純喫茶 ウイーン

ステンドグラス。

純喫茶 ウイーン

んっ!あれは?

純喫茶 ウイーン

手書きで、純喫茶ウィーン。(ウイーンじゃくてウィーン?)

健康的なお色気ギャルが80年代チック。たまにこの手のポスターを見かけるが、どこが作製しているのだろう。まさかキーコーヒー?

チェックポイントは多々ありましたが、お待たせしました。やっと店の入口。

純喫茶 ウイーン

赤いドレスのセクシー女性。なんだか、珈琲というより、アルコールのポスターっぽくない?

純喫茶 ウイーン

入ると、ここにもステンドグラス。城を対岸から眺める女性が、海女さんみたく見える。

ぼんやり突っ立ってると、蝶ネクタイのマスター登場。

どこに座ろう? 店内をぐるっと見回してみる。

純喫茶 ウイーン 純喫茶 ウイーン 純喫茶 ウイーン 純喫茶 ウイーン

都内では貴重になりつつある広々空間。窓から光が差すので、開放感がある。久々の大箱系に嬉しくなる。

純喫茶 ウイーン

さりげなく足元に目を落とすと床はこんな凝った模様。

ところで、お客さんの姿が全然見えないんですけども? あの3人組に会ったせいで、お客でいっぱいの店内を想像していたのだけど、良い意味で思いっきり裏切られた。

純喫茶 ウイーン

ってことで、良さげな窓際に着くと、蝶ネクタイのマスターが水を持って登場。

純喫茶 ウイーン

グラスがウィーンっぽいかも。

テーブル備え付きのメニューに目を通す。「月曜日はカレーの日」が気になるが、この日は日曜。おとなしくコーヒーにしておこう。

純喫茶 ウイーン

普段はブレンドコーヒーを頼みがちだけど、私には珍しくウィンナーコーヒーにしてみた。せっかく純喫茶ウイーンに居るんで、ウィーンらしい飲み物ってことで。

多分大丈夫だと思うけど、万一知らない方のために書いておきます。「ウィンナー」は「ウィーン風」という意味。何を隠そう、私はかなりいい歳になってからウィンナーコーヒーの意味を知った。嘘みたいな話だが、ウインナー・ソーセージが入ったコーヒーだと思い込んでたのである。

肝心のウィンナーコーヒーですが、薄いかなぁ。もっと濃くてもいいかも。

ただ、純喫茶を愛する私としては、味についてはどうでもよい。まったくもって重要視してません。はっきり言って、相当なのが出てこない限りは何でも良いのである。

純喫茶 ウイーン

窓から交差点を眺める。ここ、営業マンがサボるには最適の場所かもしれない。しれない、っていうか絶対オススメだ。

純喫茶 ウイーン

本棚もある。重要なおさぼりアイテム。新聞、雑誌、微妙な数の漫画。実はこの日、池袋の歯医者に行ったのだが、待ち時間に読んだのと同じ週刊誌が置いてあった。そこで同じのを選び、続きを読んだ。こんな細かい偶然に嬉しくなる。

音楽の都ウィーンのイメージを裏切らず、流れる音楽はクラシック。

なにげに店の奥に目を遣ると、奥の奥の席でマスターは居眠りしてるようでした(笑)。はっきり言ってこの放置具合は大好き。閉店まで居座っても文句言われなそう。

ただし、ただし、一つだけ言わせて! 照明がシンプルすぎるのが勿体無い気がした。昔はゴージャスなシャンデリアだったと思う。歴史ある純喫茶の面影は残っているのだけども、途中で照明は交換したんじゃないかな。そこだけが惜しい気がした。

でも、繰り返しになってしつこいが、都内でこれだけ広い空間、広い席。サボりたい放題、寛ぎ放題、好き放題。喫茶店の原点を見た気がする。貴重な純喫茶である。

純喫茶 ウイーン マッチ
純喫茶 ウイーン マッチ (2013年) ※画像をクリックするとマッチ側面が見れます。

利用金額

  • ウィンナーコーヒー 450円

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