【汐入】若いムード「喫茶 平林」

横須賀の「どぶ板通り商店街」に行ってみよう!!!

…ってことで、京急汐入駅で下車。
お隣の横須賀中央駅は栄えているのにこっちは…。

ずいぶん地味な駅、と駅前を華麗にスルーしかけると、
「んっ!?床屋?と喫茶店?」

床屋のくるくると喫茶平林看板

若いムード「喫茶 平林」

神奈川県横須賀市汐入町2-32 (京急汐入駅前)

歩道に沿った片側アーケードを見上げると、こんな看板がっ!!!!!!

若いムード喫茶平林

若いムード 「喫茶平林」

そして少し先には…。

若いセンス

若いセンス 「平林理容店」

なるほど…。床屋のくるくるが喫茶平林の店先に出てる理由も読めてきました。

そして、私はこういう「若いムード」「若いセンス」を謳ってる店が決して嫌いではないです。「モヤさま」的なものを期待して、ですが。 ( ̄ー ̄) 

パーテーション 看板

ところが、実際の店内は良い意味で期待が裏切られる素敵空間だった。

店内は木目調で統一されており、アンティークなカップがセンス良く並んでいる。入り口付近はミュシャ風の絵も飾られており、ドア上部のステンドクラスと相まって若干アールヌーヴォー的な要素もある。天井にはシーリングファンが備え付けられており、レトロな雰囲気を盛り上げていた。

「モヤさま」というより、大林宣彦の映画にでも出てきそうな雰囲気のあるレトロ風。(モヤさまテイストでも、それはそれで面白かったけど)

あんみつとコーヒー

隣のテーブルに運ばれるトーストが美味しそうで心惹かれたが、あんみつとブレンドコーヒーに決めた。梅沢富美男風のどっしりオーラを漂わせるマスターにオーダーすると、「面白いものでも撮れましたかな?」。

外で写真を撮ってる私の姿を中から見ていたらしい。こっそり・ひっそり・慎ましやか、に撮ってたつもりが。

「けど、どうせなら、あれ(若いムードの看板)も撮った方がいい。みんなあれ(若いムード)を撮ってるよ。当時は若かったんだよ。今は珍しいよね」と言って去っていきました。

「帰りにはあれの写真を絶対に撮ろう」と夢想しながら、窓際の席で若いムードの看板と外の通行人を眺めながらコーヒーを飲んでいると、マスターがチラシを手に戻ってきました。

うたごえ喫茶

昭和30年代に一世を風靡した歌声喫茶を復活するイベントが横須賀芸術劇場で開催されるようで、そのチラシ。

歌声喫茶のイメージに合った写真を、とのことで、マスターが自店の写真を提供したのだそう。ちょうどカウンターから入り口に向けての写真。タイミング的に店内の写真を撮れなかったので代用で。クリックすると画像粗いですがアップになります。

ちなみに撮影はマスター自ら。写真を撮るのが好きらしく、横須賀の街の写真を撮り歩いてるとのこと。数枚見せてもらいました。

外観

帰りには店の前までマスターによるお見送り。店の前でしばし横須賀の町案内。どぶ板通りだとあっという間に見終わってしまうので、そのまま横須賀中央駅から上町を見ると良いとオススメされました。古い看板建築が残ってるとの事で…。

そんな話をしていると、マスターの弟さん登場。隣の若いセンス「平林理容店」より。私が若いムードと若いセンスの写真を撮っていると、「昔は若かったんだよ」と。若いムードのマスターと同じようなこと言ってますね!

熱海に続いて横須賀にもハマリつつある今日この頃。横須賀中央駅も裏道に入るとかなりの場末っぷりに散策の足は止まらない。

ってことで、横須賀はまだまだ続きます。

喫茶 平林 マッチ
喫茶 平林 マッチ (2012年)

利用金額

  • あんみつ 600円
  • ブレンドコーヒー 450円

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コメント

純喫茶にぃ

横須賀は2年ぐらい前に行ったことあるんですが、
あまり昭和の香りがしないなあとガッカリした記憶があります。
でも実は場末な香りのする街だったんですね!
この後の横須賀編の展開をしかとチェックさせていただきます。

「若いムード」ってどういう意味だろう。イメージがつきにくいのですが、
店内は「若いムード」に包まれてましたか?
それとも昔若かった方じゃないとわからないムードかな。

私はいつも出た後に外の看板とか撮るから、
店主に撮ってる姿を見られて話しかけられたとかないなあ。
でも「若いムード」は迷わず撮りそうです。

エムケイ

>純喫茶にぃさん
こんばんは。横須賀に行かれたことあるんですね。
実は私も横須賀中央は以前、途中下車したことがあって、
あんまり時間がなくて駅前をちょろちょろしたんですが、
それほど昭和の香りは感じなかったです。

でも、今回じっくり駅から離れた場所も歩いてみて気づいたのは
横須賀って表玄関は観光地化&開発されてますが、
リアルに地元の方が利用する裏っぽいところはかなり胡散臭い感じです(笑)。

次に取り上げる店はちょっとそんな外観の店でした。
にぃさんの札幌の「声」ほどのインパクトはなかったけど…。

若いムードはうーーん。よく分からなかった。
店内は一言で言えばハイカラな感じ。
ゴージャスとか怪しいというより、古き良きといった雰囲気で
私にとってはかなり居心地良かったです。

散人

うむ・・・
店内の壁が貸しスペースで、絵の展示を毎年させてもらっている
知人から聞きました。。。
理容の弟さんが今春ご逝去されました。その後、喫茶のマスターから
「年齢的に続けるのがつらいので来年は…(他、探して)」との事で、
新たな展示会場を探してる。。。という知人です。
マスターのお気持ち察するにあまりあります。
エムケイさんの記事から10年。
姿のいいマスターとマダムを手伝って、娘さん(だと思う)がいるのですが、
続けないかなー。チェーン店は目の前のイオンにもあるけど、ここを選ぶ人
たくさんいるんですよね。
身勝手な外野のことばでした。。。

エムケイ

>散人さん
ギャラリーも兼ねているのですね。
そういえばマスターも写真を撮るみたいで、アートに理解があるのでしょうね。

隣の「若いセンス」の理容平林の弟さんが亡くなられたのですね。
そうですね、この記事を書いてから随分とたちました。
この後1回訪問してますが、それからもだいぶ経ってます。
汐入から横須賀中央にかけては好きなのでまた行きたいです。
ついでに金沢八景も。

娘さん(?)がいらっしゃるのですね。
継ぐのかどうかは難しい話ですね。
常連のお客さんというのは昔から通い続けてる方が多いので、そのお客さんが次々亡くなっていって寂しいとよく聞きます。
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